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金沢・竪町に限定「水たまりカフェ」 学生がスイーツメニュー考案・接客

  • 2024年9月9日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 地元学生がメニューを考案し接客する「水たまりカフェ」が9月4日、レンタルスペース「POP UPタテマチ」(金沢市竪町)に期間限定でオープンした。(金沢経済新聞)

 学生が運営する店の様子

 金沢青年会議所が、学生に金沢の街中に親しんでもらおうと企画した。石川県内の大学に募集をかけ、金沢大、星稜大、金沢美大などから30人以上の学生が参加。今年5月から県内企業と協業でメニュー開発を進め、店名やユニホーム、パッケージデザインなども手がけた。

 「フルーツとヨーグルトクリームのかき氷」(1,200円)は、クラモトアイス、サカイダフルーツとのコラボで、石川県産イチジクを使ったソースと酸味のあるヨーグルトソースをかける。「もち麩(ふ)わ饅頭(まんじゅう)」(800円)は不室屋とのコラボで、生麩まんじゅうの上に五郎島金時クリームの餡(あん)をのせたスイーツ。「シャリッぷる」(アイスバー400円、カップ500円)は石川屋本舗とコラボした、葛粉を使った溶けないアイスで、5種類の味を用意。学生メンバーは「梨サイダーと金沢のりんご」味を考案した。

 金沢大経済学部2年の高田茂々香さんは「自分たちのアイデアを形にしていくのは簡単ではないと分かった。さまざまな課題をクリアしていく中で成長を実感している。自分たちのチームは『シャリッぷる』を考案。新しい食感を楽しんでほしい。竪町は、中学、高校で友達と遊びに来た場所。皆で魅力を伝えていきたい」と話す。

 同会議所の木元拓さんは「大学の夏休み期間を利用して、運営してもらっている。就職を機に県外に出てしまう学生も多い。カフェ運営を通じて、この街に愛着を持ってもらえれば」と期待を込める。

 営業は水曜~土曜の13時~18時。9月28日まで。

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