弁当店「kitchen(キッチン)ぴの」(高砂市細工町、TEL 080-2112-0766)が9月24日にオープンした。(加古川経済新聞)
開店のきっかけは、店主の四宮里美さんをはじめ、介護福祉士や看護師などのキャリアを持つママ友との雑談で話していた情報共有。市内のスーパーの閉店が相次ぎ、地域住民は近所での食料品の買い物にも困るようになった。四宮さんは「特に高齢者にとっては暮らしにくい環境になりつつあることを課題に感じた。話をするうちに、自分たちの手作りの弁当で、食事から元気を届けようと弁当店の開店に踏み切った」と話す。
日替わり弁当はメインを2種類のおかずから選ぶことができ、標準サイズの「まつぼっくり」(650円)、小さめの「どんぐり」(450円)、メイン2種類が入った「くるみ」(750円)の3サイズを用意する。店舗受け取りは50円引きになる。
四宮さんは「毎日違ったおかずで飽きのこない家庭料理を届けたい。1つから宅配可能なので、気軽に普段使いしてほしい。美容院勤務など外出しにくい職場からの注文や一人暮らしの高齢者の見守りにもなれば」と意気込む。
営業時間は11時~15時。日曜定休。配達エリアは高砂市全域と加古川町、尾上町。