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「伊豆の漁師」を題材にした「漁師本」、伊豆出身のデザイナーが「職業」に着目

  • 2018年1月12日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「伊豆の漁師」にスポットを当てたフリーペーパー「職・漁師」が現在、反響が多く地元を中心に話題を呼んでいる。(伊豆経済新聞)

 広告会社「ジェイアンドユー」(東京都文京区)が昨年11月に発行した同冊子。伊豆の漁師1人にこだわった内容で、漁師の1日の生活や漁についての思い、仕事の充実さなどを追いかけている。

 同冊子の企画・編集は、同社のデザイナー・大倉暁雄さんが務めた。大倉さんは東伊豆出身で高校卒業まで同地に在住した経験があり、現在は東京で主に印刷物の編集・デザインの仕事を行っている。

 大倉さんは「人口減少などで衰退していく自身の故郷に、何か自身の持っているスキルで活性化することはできないかと考えた。おそらく日本で初めての漁師に特化したフリーペーパーではないか」と話す。

 「伊豆には地魚や自然が人気で、多くの人が集まる。地魚は漁師が存在しないと成り立たないもの。伊豆の職業にフォーカスすることで、伊豆で働く人の魅力を多くの人に伝えたいと考えた」とも。

 今回特集したのは、南伊豆在住の漁師・平山文敏さん。平山さんは地元特産品の伊勢エビの漁を主に行い、家計を支えている。現在南伊豆町の下流(したる)地域には7人の伊勢エビ漁業者師がおり、平山さんもその1人。

 平山さんは「1番年上は85歳で一番の若手は35歳の私。漁はいつも夕方に出港して網を仕掛け、翌日の明け方に収穫する。家族と休日に出掛ける予定が立てられないのが残念だが、自分で網や漁法の研究などをすることで成果が変わってくる、とてもやりがいのある仕事」と話す。

 同冊子の発行から約1カ月半がたち、大倉さんは「年間購読の申し込みや、取り寄せの問い合わせなど、通常のフリーペーパーに比べ、とてもよい反響を呼んでいる。平山さんの下には、漁についての問い合わせもあると聞く」と話す。

 現在、3月末発行の第2弾の準備をしているという大倉さんは「今後は取材した漁師たちを集めた販売会や伊豆の魅力を伝えられるイベントを開催してみたい。多くの人にこの本を手にとってもらい、伊豆の漁師の魅力を知ってもらえれば」と話す。冊子は3月・7月・11月の年3回発行を予定している。

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