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三島の冬の風物詩「大根干し」最盛期 約1万本のたくあん、正月に向けて準備

  • 2017年12月7日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 三島の箱根西麓地域で現在、正月用たくあんのための大根干し作業が最盛期を迎えている。(伊豆経済新聞)

 同地域は「箱根西麓地域」と呼ばれ、赤土と富士山の火山灰からなる豊かな土壌と傾斜による豊富な太陽光のおかげで、良質な大根やニンジンなどが収穫される地域。三島市の山間部、標高50メートル以上で生産される野菜を「箱根西麓三島野菜」ブランドとして販売し、現在多くの種類をブランド野菜として出荷している。

 同地では毎年12月に育成された大根をたくあん漬けにする作業のため、大根干しが行われる。日本一の長さ(400メートル)を有するつり橋「箱根西麓・三島大吊橋(愛称・三島スカイウォーク)」付近では、4代続く農家・本間一平さんが家族と共同で1本1本手作業でダイコンの日干しを行っている。

 本間さんたちが仕込むたくあんはおよそ1万本。「今年は10月に雨が続き収穫が危ぶまれたが、無事に収穫ができた。両親と自身の手間を考えると今が精いっぱいの量になる。しかし、何十年も買い続けてくれるリピーターのため、夜遅くまで頑張っている」と話す。

 箱根西麓地域の大根干しは三島の冬の風物詩として知られており、その特徴について「山間部の風通しの良さ、日当たりのよさが重要。1週間ほど寒風にさらすと、たくあんにちょうどいい柔らかさになり、2週間ほど漬け込んで良質なたくあんになる」と本間さん。

 現在は担い手の高齢化や販路の減少など、伝統をつなぐ問題もあるという。JA三島函南の外岡賢大さんは「今後は商品の認知、サービス拡充、新商品開発をサポートしていきたい。三島の名風景を後世に伝えていきたい」と話す。

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