第53回「板橋区民まつり」が10月19日・20日、区立グリーンホール前道路(板橋区栄町)と周辺10会場で開催される。今年のテーマは「未来をめぐり、めくる絵本のまち板橋」。(板橋経済新聞)
絵本のまちひろば(昨年の様子)(写真提供=板橋区観光協会)
まつりのメインストリート、グリーンホール前道路の「おまつりひろば」では、オープニングセレモニーをはじめ、区民おどり、サンバカーニバル、よさこい、阿波おどり、音楽パレードや、いたばし戦国絵巻武者行列、高島秋帆鉄砲隊などの催しが行われる。
板橋第一中学校(大山東町)校庭で行う「楽市楽座ひろば」では、区内の店や友好交流都市の店約100店の屋台が出店。同校体育館・校舎で行う「絵本のまちひろば」では、描いた絵がスクリーンに動き出す「おえかきパラダイス」や絵本にまつわるグッズの販売、「板橋でつくられた絵本大賞2024」エントリー作品の投票などを行う。ステージでは、人気キャラクターとのグリーティングやさまざまな絵本の読み聞かせを予定。
文化会館ホール(大山東町)では、区内の子どもたちによるダンスや演奏のパフォーマンスを行う「板橋子ども文化祭2024」を開催。都税事務所前の「スポーツひろば」では、東京ヴェルディによるサッカー・バレーボールの体験イベントを行い、板橋大山公園(板橋区栄町)の「SDGsひろば」では、古本市やフードドライブを行うほか、献血コーナーなど設ける。
SDGs未来都市いたばしプラごみ削減プロジェクトとして、会場で回収したペットボトルからペットボトルを再生する水平リサイクル「ボトルtoボトル」を導入するほか、食品はプラスチック容器ではなく紙やパルプなど燃やせる容器で提供。同まつりで出る生ごみを専用施設に運搬して生ごみを飼料化する取り組みも行う。板橋区観光協会担当者は「区民まつりが持続可能なイベントとして未来へつなげていけるよう、分別への協力をお願いしたい」と呼びかける。
開催時間は、19日=11時~17時(おまつりひろば12時~16時30分)、20日=9時~16時(同10時~16時)。小雨の場合、一部内容を変更して行う。