アサイーボウルやフレッシュジュースなどを提供するキッチンカー「8kitchen(エイトキッチン)」(今治市宮下町)が営業を始めて、9月8日で1カ月がたった。(今治経済新聞)
黒を基調としたキッチンカーが目立つ
店主は造船会社で働く松野大介さん。以前から「キッチンカーで店を開きたい」と考えていた松野さんの構想が動き出したのは今年4月。思い切ってキッチンカーの購入を決断し、「店で何を提供するか家族で考え始めた」という。
キッチンカーは、岡山理科大学今治キャンパスから徒歩5分ほどの距離にある自宅前に常駐している。学生も多いことから若者向けのメニューを検討し、妹のアイデアでアサイーボウルに決めた。店名の「8kitchen」には「末広がり」などのメッセージを込めたという。
商品は「アサイーボウル」(900円)のほか、「ヨーグルトボウル」(800円)、「飲むチーズケーキ」(650円)、フレッシュジュース(550円)を用意。アサイーボウルとヨーグルトボウルにはトッピング(料金別途)が可能で、マンゴー、キウイ、蜂蜜、ナッツ、ピーナツバター、オートミールから選ぶことができる。
普段は出張で不在の多い松野さんに代わり、母や叔母が店の切り盛りを手伝う。「若者向けと考えていたが、オープンしてみると年配の方など、お客さまの世代が幅広くて驚いた。将来的には、自宅前のスペースを改装して常設店を造ったり、キッチンカーで出張販売したりをすることなどにも挑戦したい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~18時。