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宮崎県椎葉村に交流拠点施設「Katerie」 おしゃべり禁止しない図書館も

  • 2020年8月1日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 日本の原風景を残す椎葉村に7月18日、交流拠点施設「Katerie(かてりえ)」(東臼杵郡椎葉村大字下福良、TEL 0982-67-2177)がオープンした。(日向経済新聞)

 【写真】施設1階のキッズスペース

 「日本三大秘境」の一つにも数えられる、宮崎県の山あいにある同村。施設名は同村の方言で「助け合い」を意味する「かてーり」から名付けた。「かてりえ」は「助け合いの家」を意味。2018(平成30)年から、村の人口減少対策を目的とした施設が造れないかと、椎葉村役場、地域おこし協力隊、村民らで協議を重ねてきた。

 1階には広々としたキッズスペースのほか、最新デジタル機器を活用できる「ものづくりLab」、調理スペース「クッキングLab」、コインランドリーを備える。遊具を設置した庭に面する交流ラウンジでは、ボルダリングやスラックラインが楽しめる。2階はコワーキングスペース、会議室、立体的な箱型本棚を並べた図書館「ぶん文Bun」を備える。

 同施設グループ長の椎葉豊さんは「村の子どもたちは村内に高校がないため中学校を卒業すると村を出ていってしまう。子どもたちが村にいながら先進的なデジタル機器に触れ、情報をキャッチし生かす能力を身につけられたらとの願いで開設した。村内の人だけでなくいろいろな人と交流し、たくさん関わりが生まれたら」と話す。

 同施設内にある図書館で司書スタッフを務める地域おこし協力隊の小宮山剛さんは「私たちが推薦する『推し本』コーナーなどを活用して、思いもよらぬ本と本が有機的につながるよう工夫している。誰でも気軽に本を楽しむことができるよう館内ではおしゃべりなどの禁止事項を設けていない。読書が好きなニホンミツバチのキャラクター『コハチロー』によるSNSの情報発信も楽しんでもらえたら」と笑顔を見せる。

 開館時間は、日曜~火曜=9時~17時、木曜~土曜=9時~21時。水曜休館。

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