日向、延岡で映画「明日へ」上映会 反戦訴えた実在の僧侶をモデルに

  • 2025年5月7日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 宮崎県北で5月31日と6月15日、映画「明日へ~戦争は罪悪である」の上映会が行われる。(日向経済新聞)

 戦時中、反戦を訴え続けた実在の僧侶をモデルにした藤善行監督作品。2017(平成29)年に劇場公開されたが、コロナ禍で上映がままならない状況になり、現在、自主上映会が行われている。

 宮崎県内の上映の責任者は元映画プロデューサーの藤倉博さん。「復讐するは我にあり」「泥の河」「刑事物語」などを手がけ、現在は日向市細島に住む。藤監督が映画を学んでいた時代に藤倉さんと映画の現場で知り合った縁があり、今回の上映を手伝うことになったという。

 同作品について、藤倉さんは「反戦をテーマにした映画だが、落語家になりたい主人公と、それを後押しする僧侶の物語で、一番の魅力は明るさ。エンターテインメントとしてとても見やすい。人は変わってもいいんだということも教えてくれる」と話す。

 会場は、5月31日=日向市中央公民館(日向市中町1)、6月15日=延岡総合文化センター小ホール(延岡市東浜砂町)。14時上映開始(13時30分開場)。入場料は、大人=1,200円(前売り1,000円)、高校生500円、中学生以下無料。問い合わせは、日向=日向市自治労(TEL 0982-55-2825)、延岡=太田さん(TEL 090-5748-3515)。

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