2025年3月24日に開業する広島新駅ビル「minamoa(ミナモア)」9階屋上の名称が「ソラモア広場」に決まった。中国SC開発(広島市南区)が11月14日に発表した。(広島経済新聞)
工事が進む「ソラモア広場」
「ソラモア広場」には、人工芝の多目的コートや芝生スペース、テラスなどを設ける。キッチンカーが営業するほか、子ども向けの遊具も備え、家族連れも楽しめるように工夫する。屋上では、イベントやマルシェの開催も予定する。
庭園デザイナーの石原和幸さんとコラボしたガーデンイベントの開催も決まった。新駅ビルが開業する3月から9月中旬までを予定。季節に応じた花で空間を彩る。
ミナモアには、中四国初登場を含む約200店が出店する。ユニクロ、ハンズ、無印良品、カルディ、映画館「MOVIX広島駅」も入る。ムービックスは9スクリーン、1387席の予定。雇用は施設全体で約3000人を想定する。屋上や共用スペースは「全館カフェ」のコンセプトで展開し、来館者が自由に過ごせる居心地の良い空間の提供と地域のコミュニティー形成を目指す。
このほか、広島新駅ビルの屋上開発を見据えて暫定運営していた広島駅北口の「ekie エキキタパーク」は2025年2月16日に営業を終了する。同所で開催しているサンフレッチェ広島によるサッカースクールは新駅ビル屋上「ソラモア広場」の多目的コートで継続する。