「レッドブル」所属のダンスチームが14年ぶり弘前市長表敬訪問

　「ブレイキン」の世界トップレベル選手で組織するダンスチーム「Red Bull BC One All Stars（レッドブルビーシーワンオールスターズ）」が3月19日、弘前市役所を訪れた。（弘前経済新聞）

　弘前城を訪れた「Red Bull BC One All Stars」

　9年ぶりに日本で開催する「Red Bull BC One」世界大会に合わせ、東京、神奈川、大阪などを巡り、ワークショップやブレイキンの魅力を発信している同チーム。同チームの弘前訪問は2011（平成23）年に次ぎ14年ぶり2度目。今回は国内外のダンスシーンをけん引するTaisuke（タイスケ）さんやパリ五輪ブレイキン男子日本代表のShigekix（シゲキックス）さんら9人が桜田宏弘前市長を表敬訪問した。

　2011年以来、ダンスカルチャーイベント「SHIROFES.」へ参加するなど弘前との縁が深いTaisukeさんは「弘前は日本で一番ダンスに向き合ってくれている、自分にとって第2の故郷のような街。日本のシーンにおいて大事な場所なので今回のツアーでは立ち寄りたかった」と話す。

　3月18日は土手町コミュニティーパークで地元ブレイカーとのエキシビションバトルを開催。出場したShigekixさんは「弘前のダンスコミュニティーはブレイキンだけでなくさまざまなダンスが一体になっている印象で、レベルの高さも見ることができた」と話す。

　「Red Bull BC One」は世界30カ国以上で予選や関連プログラムを行う。国内では3月15日から6月21日まで6都市で予選大会を行い、8月16日に日本決勝、11月9日に両国国技館（東京都）で世界大会を開催する。