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弘前駅近くにミュージックバー「渓甘堂」 レコード音楽と青森発カクテルも

  • 2024年11月14日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 ミュージックバー「Tavern The 渓甘堂(タバーン ザ ケイカンドウ)」(弘前市駅前、TEL 0172-88-9255)が11月11日、オープンした。(弘前経済新聞)

 渓甘堂の店内

 青森県産食材を使ったカクテルやフードを提供する同店。店内のBGMはレコードを中心にジャズを流す。「BAR GLEN MORE(バーグレンモア)」(駅前)の姉妹店で、店名の「GELN」を意味する渓谷から漢字を取り、甘くゆるい空間を作る意味を込めた。「タバーン」は居酒屋を意味する英語。

 店主の八木橋晋也さんはバーテンダー歴25年以上のキャリアを持ち、現在もカウンターに立つ。姉妹店はグレンモアが開業した2018(平成30)年から持っていた目標で、弘前のバー文化を盛り上げたいという思いが背景にあったという。

 店舗面積は約23坪。席数はカウンター席10席、2人用テーブル席6席、テーブル席18席。店内は「和モダン」をコンセプトにデザインし、バックバーの中心には盆栽を置く。設計は「K2Disign(ケーツーデザイン)」(富栄字笹崎)、内装は「古家具ミヤマコ」(土手町)に依頼した。音響設備にマッキントッシュのアンプやタンノイのスピーカーを使う。

 メニューは、スペアリブ(2本=1,300円)、タコス(3本セット=1,100円)、ソーセージの盛り合わせ(890円)、「インカのめざめ・フライドポテト」(680円)、「太陽のサラダ・バーニャカウダ」(1,180円)など。ドリンクは、カクテル、日本酒、ワイン、「青森クラフトカクテル」(1,160円~)などを用意。ボトルキープにも対応する。

 八木橋さんは「音楽を楽しみながら飲食できるだけでなく、年配から若い世代まで世代間の交流が生まれるような店づくりが目標。これからも成長していく店でありたい」と意気込む。

 営業時間は18時~翌2時。日曜定休。

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