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彦根・鳥居本で「とりいもと宿場まつり」 赤布アート、仏生寺みその販売も

  • 2024年9月18日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「第16回とりいもと宿場まつり」が10月6日、彦根市鳥居本町の旧中山道沿いで開催される。(彦根経済新聞)

 「軒先赤布アート」(写真提供=鳥居本お宝発見隊)

 2008(平成20)年から毎年この時期に開催し、県内外から多くの来場者でにぎわう同祭。当日は、一部を除く通り沿い約700メートルが歩行者天国となる。鳥居本には、赤玉神教丸、赤い柿渋染のかっぱ、スイカの三つの「赤い」名産があったことから、街道沿いに面する住宅などの軒先を「軒先赤布アート」として「赤布」で装飾する。JAエリア、神教丸エリア、中央エリアに分かれて飲食品や農産物、手作り品、雑貨などを販売するテントやキッチンカーが並び、催しものを開催する。

 旧鳥集会所では10時30分から、淡海歴史文化研究所の太田浩司さんによる歴史講演会「浅井氏家臣と鳥居本」を開催。街道沿いに並ぶ、国指定重要文化財「有川家住宅」、湖東焼絵付師「自然斎旧宅」、彦根市指定文化財「岩根家住宅」などの文化財に指定されている住宅公開のほか、通り沿いの8カ所を巡ると記念品を進呈する「鳥居本歴史散策ラリー」を行う。

 JAエリアに設けるイベントステージでは、彦根古太鼓、近江和太鼓団「巴~UZUMAKI~」による演奏やフォークソング・シンガーの横田敏さんやボーカリスト・石崎旭さんのライブを行う。中央エリアの駅前三差路ステージでは鳥居本中学生の鳥中ソーラン演舞、ヨシの音によるヨシ笛演奏、真野薫さんの電子オルガン演奏、きねづかバンドのジャス演奏などが披露される。

 地元で収穫したサンショウ入りの「仏生寺みそ」(100グラム、600円)は、それぞれのエリアで10時30分と13時30分の2回に分けて販売。同祭のみで販売される仏生寺みそは、販売開始直後に売り切れるほどの人気商品だという。

 「鳥居本お宝発見隊」代表の高橋邦男さんは「4年ぶりに開催した昨年は過去最高の来場数だった。今年も楽しんでもらえるよう準備している」と話す。「歴史深い街並みを見に来てもらい、鳥居本の良さを発見してもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~15時。近江鉄道を利用し、鳥居本駅で配布する「乗車証明書」を本部に持参した来場者には記念品を進呈する。

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