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浜松・和田町にラーメン店 体力の限界からいったん閉店も常連客の声で復活

  • 2020年5月22日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 ラーメン店「火の車大喜」(浜松市東区和田町、TEL 053-424-6418)が5月7日、オープンした。(浜松経済新聞)

 【写真】「火の車ラーメン浜しお」と「餃子」

 東京でラーメン店を経営し、その後約16年間、同所でラーメン店を開業していたオーナーの大沼清司(きよし)さん。体力的にも厳しいと感じ、以前にブラジルで宝石加工職人としてオリジナルジュエリーの製作や販売を行っていたこともあり、宝飾の仕事をするため店を譲渡。1年半ほど宝石関連の仕事をしていた。昨年、店舗が空いた際、不動産会社から「戻ってくる気があるならまたラーメン店をやってほしい」と声が掛かった。以前の常連客からも「もう一度やってほしい」というリクエストがあったことから、再度ラーメン店を開業することを決意。もともと「大喜」だった店名は、東京の常連客が来てくれることもあり、当時の店名「火の車」を加え「火の車大喜」に改名。内外装を整え、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約10坪。カウンター10席、テーブル12席の計24席。機材や机、椅子などがほぼそろっていたため、内装はほぼそのままで外装は看板の色を塗り替えた。店内に貼ったメニュー表は、大枠は大沼さんが作ったが、常連客がきれいにレイアウトを整えてくれたという。

 変わらない味を届けることにこだわり、和風だしと豚骨スープを合わせた関東風豚骨ラーメンを提供する同店。豚骨スープは、1回目、2回目、3回目と煮込む回数で味が変わるため、「煮込む」「継ぎ足す」を繰り返し、常に同じ状態を保つ。スープ作りに集中できるよう、同店のラーメンに合う麺を製麺所に依頼し、作ってもらっている。定番の「火の車ラーメン」は、濃厚な豚骨スープを基本とした「浜しお」と「しょうゆ」、「みそ」(以上850円)の3種類。キムチや味付け卵、生卵など、トッピングたっぷりの「火の車スペシャル」(1,500円)もある。「餃子」(6個=450円)は、豚骨スープで羽根を作った羽根つきギョーザ。添えられた絡みネギと自家製のみそだれを絡めギョーザにつけて食べると、より深い味を楽しめるという。

 新型コロナウイルス対策として、マスクを着用し、入り口に除菌用のシートを完備。食事が終わった後は、常にアルコールスプレーで掃除をし、ドアを開けて換気を心掛ける。

 以前の常連客の中には「ぽっかりと穴が開いているようだったが戻ってきてくれてうれしい」と週3回通ってくれる人もいる。夫婦二人で店を切り盛りしているが、オープン時や週末など忙しいときは器を片付け、皿洗いをするなど、近所の常連客が率先して手伝ってくれている。

 「喜んでくれる人たちの気持ちに応えられるように、これからもがんばっていきたい」と大沼さん。「このラーメンを食べたいとわざわざ来てくれる人もいる。変わらず守ってきた味を崩さないようにしたい」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、18時~21時30分。火曜・水曜定休。

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