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浜松・細江町の造園会社が「縁起のよすぎる門松」販売へ 素材や結び目にこだわり

  • 2018年12月6日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 造園会社「舩越造園」(浜松市北区細江町、TEL 053-522-2011)が現在、「縁起が良すぎる門松」の受注販売を行っている。(浜松経済新聞)

 約10年前から門松の製作を始めた同社。通常、縁起物とされる松や竹、梅で構成する門松だが、同門松は松竹梅以外の素材や結び目、配置などすべてにこだわり、さらにめでたい門松として製作。見た目の華やかさやボリューム感にもこだわった「縁起が良すぎる門松」を作り上げた。

 高さは約1.3メートル。松には常盤木(ときわぎ)という意味があり、常緑樹の永久性を表し、竹は真っすぐ伸びるという意味がある。梅は春に早く咲くことから「早年に成功する」という意味を持ち、古木になってもしっかりと花をつけるため長寿の意味もあるという。遠州地方の伝統も受け継ぎ、竹の先は斜め切り。三方原合戦に大敗した徳川家康の家来が正月に余興で竹を切り、周囲の笑いを取ったことが始まりだという。

 松竹梅以外にも「難を転じる」を意味するナンテンや、「承継をうまくしていく」という意味のユズリハなど、縁起物の素材をふんだんに使う。鉢や竹を縛る縄も、3周、5周、7周と七五三の数字で巻く。結んだあとの縄の長さを長くすることで、エビを象徴。さらにもう1体の門松の結び目で梅の花を表現する。裾の藁(わら)は末広がりで、竹の縁の部分を斜め切りにすることで笑った口を表現。全てにおいて縁起のよい構成で仕上げる。オタフクナンテンで色合いを出し、梅の枝の角度や竹とのバランス、竹の切り口の角度など細部にまでこだわり、見た目も美しく華やかに仕上げる。

 門松は玄関を挟んで左右に設置することが一般的。置き方はV型と山形の2種類がある。門松を正面から見た時に、竹のラインがV字型になるように設置することで「福を受ける」という意味があり、山形にすることで「災難を突き破る」という意味や「天に向かう」、「末広がり」などの意味ももつ。

 「客に門松の作りを説明すると『そんなにも意味があるめでたいものなのか』と驚かれる」と社長の舩越貴久さん。「来年は平成から新しい年号に変わる節目の年。いつもと違っためでたい門松で、よりめでたい正月を迎えてもらいたい」とも。

 価格は3万円(運搬費別途)。受注受付は12月15日まで。

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