アジアをコンセプトにしたアートフェア「ART FAIR ASIA FUKUOKA(アートフェアアジアフクオカ) 2024」が9月20日~22日、福岡国際センター(福岡市博多区築港本町)をメイン会場に開催される。(博多経済新聞)
昨年の「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」会場の様子
9回目となる今年は、「アジアと近い福岡がアジアとの『交流拠点』になること」を目指す。国内外から88のギャラリーと企業・学校など10団体が出展。ギャラリーによるブースでは、世界で長年活躍するアーティストや若手アーティストなど、幅広いキャリアのアーティストの作品を展示・販売する。団体によるブースでは、地域企業や学校、アジアのアートフェアなどが選んだ作品を展示・販売する。主催は「アートフェアアジア福岡」(中央区地行浜1)、共催は福岡市と「カルチャー・ヴィジョン・ジャパン」(東京都千代田区)。
会場は、国内と海外の出展ブースを区分けせず配置する。昨年までは海外の出展者や企画を「ASIA」セクションとして区分けしていたが、今回は同フェアそのものを日本とアジア諸国が交流する一つのアジアと捉え、その中でアジアのアーティストやギャラリーを積極的に紹介する。同フェアスペシャルアドバイザー・宮津大輔さんによるキュレーションブースなども展開。
併せて、サテライトプログラムを福岡空港、博多ポートタワーなどで実施する。福岡空港の国内線旅客ターミナルビル1階到着口/北では9月18日~23日、インドネシアのアーティスト、エコ・ヌグロホさんの壁画を展示。博多ポートタワーでは9月20日19時から、岡崎実央さんによるプロレスをモチーフとした作品のライブパフォーマンスを行う。
主催する一般社団法人「アートフェアアジア福岡」代表理事の阿部和宣さんは「福岡をアジアや世界に開かれたアートの街にしたいと思い、フェアを運営している。ぜひ足を運んでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。料金は、前売り=2,500円、当日=3,000円で、チケットは3日間有効。ウェブサイトで扱う。