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「グルメシティ八幡町店」閉店へ 「忠実屋」1号店から65年の歴史に幕

  • 2019年1月11日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 八王子市内を通る甲州街道(国道20号)沿いの「グルメシティ八幡町店」(八王子市八幡町)が2月28日をもって閉店する。(八王子経済新聞)

 2016年には「忠実屋」時代のジオラマが有志の手で作られた

 「織物組合前」バス停側に位置する同店。1954(昭和29)年に八幡町で創業し、1994年にダイエーに吸収され消滅したスーパーマーケット「忠実屋」の1号店「八幡町店」に当たる。

 1月初旬になり、「グルメシティ八幡町店 営業終了のお知らせ」という貼り紙を掲示。「当店は、誠に勝手ながら2019年2月28日(木)をもって営業を終了致します」と閉店日が示されたほか、来店客に向けて、「約65年間の長年に渡るご愛顧に感謝するとともに、厚く御礼申し上げます」(以上、原文ママ)と感謝の言葉も添えられている。

 今回の閉店について、ダイエーの広報担当者は「建物及び店舗設備の老朽化が理由」と話す。閉店後の跡地利用については、まだ決まっていないという。

 同店の近くで洋品店「イツミヤ」(八幡町)を営み、2016年には多摩美術大学の学生と共に「忠実屋」時代の店舗のジオラマ製作にも携わった、地元商店会の会長を務める中野智行さんは、閉店の一報を受け、「八幡町にたくさんのお客さまを呼び込んでくれていたグルメシティが撤退すれば通行人数の減少が予想される。お客さまからすれば商店街として利便性が明らかに低下してしまったと受け取られるのでは」と危惧する。

 今後の商店街について、「市場(いちば)として魅力的であり続けるためには、商店街をデザインし直す必要がある」とした上で、「残された私たちは大手の集客に依存しないビジネスモデルに変える必要がある。空き店舗をそのままにしておくのはやめて、住人や来街者の喜ぶ店を招致できるかどうかが課題になるのでは。われわれの強みであるコミュニケーションを生かして八王子の住民のお役に立ちたい」と意気込む。

 閉店は同日18時。

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