福島市のNPO、ペットボトルキャップ回収を通してワクチン支援

  • 2025年3月25日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 NPO法人「Strong maind(ストロングマインド)」(福島市森合)が3月24日、集めたペットボトルキャップをNPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」認定の回収業者に持ち込み、ペットボトルキャップ回収を通したワクチン支援を行った。(福島経済新聞)

 支援活動を始めたきっかけについて、ストロングマインド代表の山崎操(みさお)さんは「当NPOでは、キックボクシングジム『マックスファイティングスポーツジム』運営のほか、子ども食堂のサポートやマスクの寄付などの社会貢献活動を行っており、今回の活動もその一環」と話す。

 同ジムに所属する、齋藤日吉(ひよし)さん(中学2年)と高橋琉希也(るきや)さん(中学1年)が中心になって、家族やジムの利用者、近隣の住民や事業所などに呼びかけ、約5年をかけて、容量45リットルの袋13個分のペットボトルキャップを集めた。小中学生を含む代表9人で、回収業者であるNPO法人「東日本次世代教育支援協会」(本宮市荒井)に行き手続きを行った。

 齋藤さんは「世界で困っている子どもたちが、このワクチンで健康になれれば」と話す。山崎岬(みさき)さん(大学2年)は今回の活動について、「高校生の時からボランティアや奉仕活動をしていたので、自然と身についていた。移動中の車内では、キャップがどのようにワクチン支援になるのか、小中学生に説明した」とも。

 「子どもたちの社会科見学になれば。ほかの奉仕活動も続けながら、心の育成も継続していけたら」と山崎さんは話す。

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