サイト内
ウェブ

皆野のカフェ「鹿のねどこ」が1周年 秩父みそ使ったナポリタンも提供

  • 2024年11月9日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 秩父鉄道親鼻駅から車で5分ほどの場所にあるカフェテラス「鹿のねどこ」(皆野町三沢)が11月1日で1周年を迎えた。(秩父経済新聞)

 「喫茶店のナポリタン」 ドリンクのセット割引もある

 南インドのスパイスを使ったチキンカレーや秩父みそを使ったオリジナルテイストのナポリタンを提供する同店。店はキャンプ場、コテージ、大型バレルサウナを併設した「ぼくらのミナノベース」の敷地内にある。

 築50~60年の古民家をリノベーションしており、テーブル席6席、カウンター席6席、テラス席4席×2卓と2席×2卓があり、テラス席はペット同伴が可能。

 メニューは、南インド風チキンカレー「鹿のねどこカレー」(1,000円)、皆野の燻製(くんせい)工房「塩とけむり」(下田野)のウインナーソーセージを使った「塩とけむりのおいしいホットドッグ」(800円)、「台湾カステラwith生クリーム」(450円)、コーヒー(550円~)、紅茶(530円~)、ソフトドリンク(450円~)やビール(650円~)などを用意。

 同施設代表の松藤裕也さんは山口県出身。東京でフリーランスの映像作家として活動しながら、2021年4月に皆野町地域おこし協力隊に着任した。店を開いた理由について、松藤さんは「三沢エリアには地元の人や旅行者が立ち寄れるようなカフェがなかったので、どうしてもカフェを作りたかった」と話す。

 「店内に私と妻が選んだ本を置いているので、本を読みに来るだけや散歩の休憩場所として使っていただくだけでもいい。機能的にはカフェとキャンプ場の受付だが、この場所を人と人との出会いの場にしていきたい」とも。

 メニューについて、松藤さんは「本物の味に徹底的にこだわり、カレーは妻とインドへ旅に行った時に食べた思い出の味を再現した。スパイスはインドからの直輸入品で、日本の米とバスマティライスというインドの米をブレンドして使っている。最近の人気メニューは『喫茶店のナポリタン』(1,000円)。下味に秩父みそを入れて味に深みを出し、ケチャップベースのナポリタンとは異なる仕上がり」と自信を込める。

 市内在住の常連客、水野了さんは「コーヒーがとてもおいしい。89歳の母と一緒に何回か訪れているが、母はテーブル席から見える美しい景色をとても気に入っている」と話す。

 営業時間は11時30分~17時(土曜・日曜・祝日は10時~)。火曜定休。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 みんなの経済新聞ネットワーク All Rights Reserved.