Bリーグ1部の滋賀レイクスが9月29日、イオンモール草津(草津市新浜町)で2024-25シーズン開幕に向けて「開幕直前決起会」を開催した。(びわ湖大津経済新聞)
イオンモール草津で開催された開幕前決起会の様子(写真提供=滋賀レイクス)
滋賀レイクス全選手13人と前田健滋朗ヘッドコーチ(HC)が登壇し、トークショーを行った。イオンモール草津の屋外会場には立ち見も含め、約550人が来場。
今季、副キャプテンを務めるブロック・モータム選手は「任命されたことが光栄。(キャプテンの)ダイチ(野本大智選手)の横でこれまでの経験を還元したい。ダイチも(レイクアップリーダーの)ティー(田原隆徳選手)も積極的な発言が多くてとても頼もしい」と新たな体制に手応えを感じている様子だった。
新加入の岡田泰希選手は「期待値が高まっているが、期待以上のプレーを見せたい。スリー(ポイントシュート)が得意なので得点に貢献したい」と話した。
ブースターからの「シュートが入るこつを教えて」という質問に対して、田原選手は「反復練習でとにかくシュートを打ち込むこと、あとは戦術に応じてイメージすることが大事」と答えた。
終盤にはチームワークを試す企画として、1分以内にキャプテン野本選手の「かっこいいところ」を全選手がリレー形式で発表するコーナーが設けられた。1番手の野本選手が自ら「顔」と答えて会場を盛り上げると、最も時間をかけて答えた常田耕平選手は「色白」と回答。司会者から「常田選手の方が白い」と突っ込みを受けた。最後は森山選手が「全部」と答え、58秒でチャレンジに成功。大きな拍手が送られた。
前田HCは集まったファンに「貴重な時間を一緒に過ごせて良かった。皆さんと勝利をつかみ、笑顔がはじける光景を見ることがチームの望み。一緒に戦ってほしい」と伝えた。
今季からキャプテンを務める野本選手は「試合で元気を届けて、仕事や学校を頑張ろうと思ってもらえるように、勝って喜びを分かち合えるように頑張りたい」と話した。
同日、午後からはビバシティ彦根(彦根市)でも決起会が行われ、約400人が来場。野本選手は「レイクスブースターの皆さんにレイクスがどれだけ愛されているのかということをこの一日で感じることができた。皆さんに勝利という形で恩返ししたい」とファンに伝えた。
滋賀の今シーズン開幕試合は10月5日・6日。滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で大阪エヴェッサと対戦する。