昨年新しくスタートした、徳之島の有志とボランティアが運営する「エイエイオー祭」が11月10日、天城町総合運動公園(天城町浅間)屋内運動場「スパーク天城」で盛大に開催された。(奄美群島南三島経済新聞)
オリジナルダンスで参加した「Ciel(シエル)」
数日前からの暴風雨に開催を危ぶまれていたが、会場を屋内運動場へ前日に変更し敢行。当日は、小雨降る中、時折日差しも差す天候になり、来場者も前年同様、1000人以上が会場に足を運びイベントを楽しんだ。
会場には、飲食店や雑貨、アパレル、マッサージなど幅広いジャンルの約28店が出店。急きょ変更が決まった屋内特設ステージでは島内外から予定していた16組の全パフォーマーが出演。悪天候にも負けないパフォーマンスを披露し、会場は大いに盛り上がりを見せた。
ボランティアで成り立つ同イベントに、映像撮影で参加していた樟南第二高校3年の藤田悠聖さんは「イベントに関わった方々、出店者や運営の皆の熱量が前回よりもパワーアップしていたのを感じた。雨というのを忘れさせるぐらい盛り上がっていた」と振り返る。
沖永良部島から初参加の「えらぶのネーネー達」は、琉球の歌と踊りのパフォーマンスで会場を盛り上げた。「徳之島は初めて。ましてや、このようなステージで歌うのも初めてだったが、会場の盛り上がりが最高だったので楽しく演奏できた」とステージであいさつした。ステージの最後を飾った奄美大島のバンド「森拓斗&根心屋(ねっこや)バンド」のステージで会場は熱気に包まれた。