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尼崎出身の「両声」シンガー悠以さん、全国CDデビュー

  • 2017年12月7日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 尼崎出身のシンガー・ソングライター悠以(ゆい)さんが12月20日、初の全国流通シングル「スタートライン」をリリースする。(尼崎経済新聞)

 アルカイックホール前の公園にて。「吹奏楽部で練習した思い出の場所」と悠以さん

 悠以さん(28)は、男声と女声を自在に操る「両声類の歌姫」としてユーチューブやテレビ番組で注目を集めるシンガー・ソングライター。ストリートライブの実況動画はユーチューブで再生回数240万回を超え、MBS「せやねん」出演を皮切りにフジテレビ「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦」、TBS「情報7daysニュースキャスター」などのテレビ番組に出演。近年では歌手活動、タレント活動の傍らLGBTについて自らの経験を語る講演活動も展開している。

 悠以さんは男性として生まれ、成長に従い自らの性別に違和感を抱き、悩み葛藤する日々を送ってきたという。「中学3年の時、初めて『性同一性障害』という言葉に出合い、腑(ふ)に落ちた。母にカミングアウトし、理解してもらえたことで自分を受け入れ、少しずつ前に進めるようになった」と振り返る。高校卒業までは男性として過ごすが、持ち前の明るく人好きな性格から次第に周囲の友人や担任にも相談し、理解を得たという。「高3で新しく『悠以』という名前をもらった。母が自分を生んだときと同じくらい、真剣に考えてくれた」とほほ笑む。

 音楽の道を歩み始めたことについて「母が音楽好きで、家ではいつもいろんなジャンルの音楽が流れており、自分も楽譜を読めない頃から自由帳にドレミで曲を書いて歌っていた。中学・高校では吹奏楽部、卒業後も美術系の学校で音響を学んだが、まさか人前で歌うようになるとは想像もしていなかった」と話す。「自分の男の声が嫌だったが、友人とカラオケで歌ったときに面白いと言われ、みんなに後押しされて小さなライブハウスで自作の曲を歌うように。次第に、もっと多くの人に聴いてもらいたくてストリートで歌うようになった」と振り返る。

 新曲「スタートライン」はトランスジェンダー、性的マイノリティーとして悩み、傷つきながら過ごした悠以さんの経験から生まれた、悩める人たちへの応援歌となっている。「スタートラインに立つまでに困難がある人もいれば、スタートラインにせっかく立っているのにスタートしないもったいない人もいる。これは自分自身にも言い聞かせる曲。自分の場合はやっとスタートを切れたところで、これからが真剣勝負。一人でも多くの人に歌を届け、元気になってもらえるような歌手になりたい。男女の性別を超えた魅力を育てて、走り続けたい」と意気込む。

 収録曲は「スタートライン」「どうして - piano&vocal only version -」「旅立ちの唄」。価格は926円(税別)。発売元は音楽事務所LAZY ART(大阪市天王寺区)。

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