北区の歴史を巡るウオーキングイベント「あるきたde北・水辺&和歌山ウォーク」が11月1日に始まった。(赤羽経済新聞)
紀州産青石を使った飛鳥山碑
同イベントは、北区ウオーキングアプリ「あるきた」内にある荒川土手付近にある八雲神社(北区岩淵町)や新旧の岩淵水門(志茂5)を巡る「北・水辺ウォークコース」と、和歌山市と歴史的につながりのある飛鳥山公園(王子1)や旧古河庭園(西ヶ原1)などを巡る「歴史探訪コース 紀州和歌山編」から成り、各コースの全てのチェックポイントを目指す。
「歴史探訪コース 紀州和歌山編」は今年新設したコースで、飛鳥山公園の桜は、紀州藩主だった八代将軍徳川吉宗が植樹させたものであることや、旧古河庭園は和歌山市出身で第2次伊藤博文内閣の外務大臣を務めた陸奥宗光の別邸であったことなどの、北区と和歌山市とのつながりを学びながら歩く所要時間80分のコースとなっている。
和歌山市東京事務所企画員の辻本真生さんは「今まで北区と和歌山の関わりを知らない人も多いと思うが、この機会にマップを見ながらルートを巡ってほしい」と話す。
参加無料。11月30日まで。イベント期間中に同アプリをダウンロードしてエントリーする。