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Vol.01 無駄を出さずにエコ・バーベキュー

  • 2005年4月7日

【2】火のおこしかた

基本形は細かい薪に火をおこして炭ですが、どこの家庭にでもある牛乳パックを使って火おこししましょう。

牛乳パックを使って火をおこす
牛乳パックを使って火をおこす
1. 写真の様に輪切りにして山を作り、輪の中に炭を入れて火をつけます。
輪=空気の通り道を確保するためです!
2. しばらく時間を置いて、広げた牛乳パック(せんすの代わり)で風を送ります。
※目安は炭自体が全体的に赤くなった時。炭を広げてから再度風を送ります。
 
炭に霧吹きで水をかける
炭に霧吹きで水をかける
3. 霧吹きで水をかけ炭全体の火の起こり具合を整えます。
(大量にかけても消えたりしません)
※炭全体が同じように赤くなることをめざしましょう
 
野菜、肉を焼く
野菜、肉を焼く
焼き始めは炭全体が灰をかぶり白くなってきてから。
この時点で網をのせます。
=これより早くのせると、ススや煙が食材につき、臭みがついてしまいます。
 

ポイント

  • 温度チェック方法=15cm上に手をかざして3秒間我慢できる熱さがベストです。
  • バーベキュー成功のカギ=火加減は水加減(スプレー)
  • 肉がケムリくさくなって失敗するのは、炭がキチンと起きていないから。火の扱いが肉のうまみを変えます。炭から出る遠赤外線をしっかり利用しましょう。

《注意》

【着火剤】
アルコールなどの引火性の高い物質が含まれ、強い安定した火を簡単におこすことができますが、ゲル状のチューブ入り着火材は継ぎ足しするとき、チューブに引火し、火傷をする危険性があります。

【炭】
ホームセンターなどで売っているものの多くは黒炭です。白炭は堅く、備長炭などが白炭です。

・黒 炭: 原材料 ナラ・クヌギ 目が粗く、着火が早い。
温度は低い(約500度)。 維持時間が短い(1〜2時間)

・白 炭: 原材料 ウバメカシ・カシ 火がつきにくいが燃焼時間は長い。
目が細かく、着火が遅い。 温度は高い(約700度) 維持時間が長い(2〜3時間)

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