サイト内
ウェブ
緑のgoo 10th Anniversary 緑のgoo 10th Anniversary

<発電所>中国電力の石炭火力認めず 環境相が意見書

  • 2018年1月12日
  • 毎日新聞

 ◇「二酸化炭素削減が条件」

 中国電力が増設を計画する石炭火力発電所の三隅(みすみ)発電所2号機(島根県浜田市、出力100万キロワット)の環境影響評価(アセスメント)で、中川雅治環境相は12日、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出の削減が進まなければ、「建設は容認されるべきではない」とする意見書を世耕弘成経済産業相に提出した。

 建設する場合には中国電の他の石炭火力発電所の休廃止を求めており、中国電の事業計画の見直しを促す内容。昨年8月に意見書を公表した中部電力武豊火力発電所5号機(愛知県武豊町)に続く厳しい意見となった。今後の経産相や中国電の対応が注目される。

 石炭を燃やす火力発電は、天然ガスの場合と比べてCO2排出量が約2倍とされる。

 意見書で環境相は、新たに石炭火力発電所を建設することで、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」で日本が国際的に約束した削減目標(2030年までに13年比26%削減)を達成できない恐れがあると指摘した。

 中国電は三隅発電所2号機を年内に着工する計画で、22年の運転開始を目指す。一時は電力需要の鈍化や地球温暖化対策への配慮で計画を先送りしていたが、島根原発の長期停止などを理由に15年、出力を40万キロワットから増強して建設を急ぐ方針に転じた。【五十嵐和大】

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright(C) 2018 毎日新聞社 見出し・記事・写真の無断転載を禁止します。