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第3回 ヨガのmind(心)で子育てを—ベビーヨガがもたらすもの

  • 2008年10月1日

足の付け根の3点
9.足の付け根の3点
顔・腕〜手
12.顔・腕〜手
【9.足の付け根の3点】
1.膝をまっすぐに両足そろえ、胸に引きよせる。2.同様に抱え、膝を少しひらいて、両脇に引き寄せる。3.合堰にして(足の裏を合わせ)、身体に引き寄せる。4.両膝を合わせて円を描くように骨盤から回す(両回り)。効果:足の付け根の意識を育てる→運動能力・ボディセンスの向上。背骨を柔軟にする。腸腰筋(コア)への刺激。内臓を活性化させる、おなかのマッサージの効果が向上。

【10.おなか・腸のマッサージ】
1.右足付け根→右肋骨下→左肋骨下→左足の付け根→右足付け根、と四角くマッサージ。効果:整腸、「丹田」の意識を育む。呼吸が深くなる。精神、情緒の安定など。

【11.胸をひらくマッサージ】
1.ハートを描くように、胸をひらくやさしいマッサージ。心にはたらきかけるような美しい言葉、慈しみの言葉をかけてあげましょう。効果:深いリラックス、精神安定。愛情を育む。呼吸器疾患の改善。

【9〜11】は、お風呂から出て、お部屋の中で行いましょう。タオルの上に仰向けに寝かせて行う(肌着を着せてもOK)。

【12.顔・腕〜手】
1.おでこに円を描くようにマッサージ。2.眉間〜こめかみ 3.小鼻の横 4.目のまわり 5.口角 6.手のひら〜腕


小さなyoginiとの暮らしから学ぶこと

 子育てをしていると、毎日をシンプルに丁寧に暮らすことの大切さに気付かされます。草花を育てるとき、水をやり太陽の日を浴び、肥料をやることが大切なように、子どもにとって、おっぱいやおいしいご飯を与えられ、親の愛情をうけ、日が昇り日が沈む自然のリズムに合わせた暮らしほど大切なものはありません。ヨガをすることも決して特別なことではなく、入浴や歯磨きをするように自分を清浄化するために行う暮らしのひとこまです。

ヨガ  ヨガとはコミュニケーション。コミュニケーションとは、理解し、調和し、根源的にひとつであるということを知ること。自分の心と身体の調和。人と人とのつながり。愛するわが子とのふれあい。自分と宇宙とをつなぐこと、根源的に一つであることを知ること。子どもから学ぶ、または子どもをもってから気づくことこそ、生きる上で一番シンプルで大切なことなのかもしれません。
 多くのお母さんは、子育てに迷いや不安を感じながら大なり小なりのストレスを抱えていることでしょう。子育てには正解も不正解もありません。ひとつひとつの答えは、親と子がそれぞれに答えを見つけていくものです。だからこそ、親も子もカラダ・こころ・いのちの大切さを感じられる内観力を高めることが大切なのでしょう。
 完璧主義をやめることも心のヨガ。まずはお母さん自身もリラックスして、心と体を解放していかれることが大切ですね。

■筆者紹介

高橋由紀さん 高橋由紀

身体の不調から自身の体質改善のためヨガをはじめ、病を克服。ヨガ歴10年。一児の母。
2005年 武道・ヨガ・瞑想を融合したホリスティックトレーニングbudokon-武道魂、日本最初の公式インストラクターとなる。日本語版DVDにも出演し、他TV・雑誌など出演多数。2006年 タイに渡りタイヨガマッサージを学び、タイ国政府文部省公認タイヨガマッサージ師資格・ルーシーダットン指導者資格取得。ベビーマッサージ講習会・子供の能力開発や親子のストレスマネジメントをはかるためのクラス・遊びや運動を通して親子のコミュニケーションをはかる活動等に取り組む。
現在都内スタジオを中心にHathaヨガ・骨盤調整ヨガ・ルーシーダットン・budokonインストラクターをつとめる。Baby Yoga Associate Program Director
http://www.baby-yoga.jp/

 

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