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Vol.06 ファッションではなく潮流としてのLOHASを見た!感じた!
広島文化短期大学・助教授 烏田 いづみさん

  • 2007年9月1日

広島文化短期大学・助教授 烏田いづみさん

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PROFILE

ブライダルを中心にイベント・パーティ・店舗・住空間、雑誌撮影等をコーディネート。空間の「人の心」に与える影響力、時代の中での必要性を感じ、日本や外国の歴史・生活・文化等を追求。ホテル・百貨店・住宅メーカー等のセミナー講師。広島YMCA・ヒューマンアカデミー等の専門学校非常勤講師を経て現在広島文化短期大学の助教授となる。
2006年1月「フラワースタイル」(美件インターナショナル)出版(共著)
広島文化短期大学コミュニティ生活学科 助教授
コーディネーションスタジオ「ラピスラズリ」代表
空間・環境コーディネーター、ワインエキスパート
LOHASコンシェルジェ

 ファッションではなく潮流としてのLOHASを見た!感じた!
 浪費大国の住人が省エネ住宅を建て、エコ商品を買い、オーガニックを選ぶ。

教育者として、企業人としてLOHASを考える。

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 現在は教育の現場に身を置いているが、17年間、空間コーディネーターとしてフード・フラワー・テーブル・インテリアコーディネートの現場の仕事に、また500件近くのブライダルコーディネートに携わってきた。この頃はオリジナルウエディングがまだ定着していない頃で、ホテルの豪華な披露宴にくらべレストランウエディング等はとても合理的でシンプル、その上二人のオリジナリティも表現できる進歩的な披露宴の形だと思っていた。
 しかし時がたち沢山のウエディングハウスなどが登場し「合理的でシンプル」という言葉は消え「オリジナリティの表現」という言葉だけが残り、(確かに夢を売らなければいけない現場だとは言えるが)過度な演出は無駄とゴミを増やし始めた。しかも宴会の残飯やゴミが大きな問題になって来ている。
 現在所属する広島文化短期大学のコミュニティ生活学科は地域総合学科として世の中の要請により柔軟に講議科目を変化させて行かなくてはならない。

みんな繋がっている…基本はLOHAS

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 この度LOHASアカデミーを受講した理由には、コーディネーターとしてホテル等の今後の意識改革とゴミを減らす披露宴等の新しい形のコーディネートが提案したいと考えた事と、「LOHAS」が地域総合学科としてこれからの若者へ伝えて行かなくてはならない思想だと確信したからである。
 ボールダー研修を終え、現在大学のフードビジネス研究およびテーブルコーディネートという授業の中で早速( LOHASという言葉を直接使ってはいないが)現在の食環境、安心安全な食について、五感で楽しむ食、自然と共に生きて来た日本の美意識等の講議を展開した。また広島文化短期大学コミュニティ生活学科の公開講座を9月24日に「これからの地球を素敵に変えよう〜新しいライフスタイル、ロハスな暮らし〜」と題して行う。

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 また大学と平行してコーディネート教室「ラピスラズリ」を経営している。(物ばかりに頼るのではなく空間の心に与える影響を知り、「生活」を中心に心地よい自分らしい暮らしのコーディネート力を高めさせる指導をして行く。飾る事を否定するのではなく一本の花を自分らしく表現できる力。今ある物を別の表現で使う事のできる力。自然を奪うのではなく自然を取り入れる表現・・・等。を伝えている。)その教室中での展開はまさにLOHAS的であった、間違いではなかったと確信することができた。

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