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イーロン・マスクが社員に送った、あるメールの話

  • 2017年6月19日
  • ライフハッカー[日本版]

イーロン・マスクがCEOの電気自動車メーカー「テスラモーターズ」は、安全性に関してここ数年かなり悩まされてきました。カリフォルニアの労働者安全擁護非営利団体「Worksafe」は最近、「カリフォルニア州フリーモントのテスラの工場では負傷率が2014〜25年の業界水準よりも30%以上高かった」という見出しで報告しました。

しかし、マスクは「テスラでは安全性が最優先事項だ」と主張します。シフトを増やし、超過勤務を減らすために、最近同社では数千人を雇用しており、そのお陰で負傷率がかなり低下をしたと言っています。

マスクが社員に向けて送った最近のメールでは、マスクがいかにこの問題を深刻に受け止めているかを示しています。これは、ニュースサイト「Electrek」が報じた、そのメールの一部です。

私は、言葉では表すほどができないほど、社員のみなさんの安全と幸福を気にかけています。テスラの成功のために車を生産したり全力を尽くそうとして、誰かが怪我をした時は、胸が張り裂けそうになります。

今後は、例外なくすべての怪我を直接私に報告してくれるように指示をしました。毎週安全性チームと会議をし、怪我をしたすべての社員には、その人が回復次第会いたいと思っています。そうすれば、改善するためにやらなければならないことを正確に理解することができます。その後、生産ラインに行って、彼らがやっていたのと同じ仕事をやります。

当然ながら、これはテスラのすべての管理職がやるべきことです。テスラでは、上に立つ人間は、安全で快適な場所から高みの見物をするのではなく、現場の最前線で指導をします。管理職は自分のこと以上に、常にチームの安全性を優先しなければなりません。

マスクが、この言葉に嘘偽りがないと証明したら、会社のために進んで変革を起こすリーダーの素晴らしい手本となるでしょう。現場に出向くことを厭わないことを証明することになります。

マスクのメールから学べること

マスクのメールの最初の言葉は、社員の気持ちに寄り添っていることを証明しながら、行動を起こすことを約束しているので、かなり強力です。怪我をしたすべての社員と個人的に会い、どのように仕事で怪我をしたのかを知ろうとするのは、どんな会社のCEOでも並外れた素晴らしい人物でしょう。

本当に優れたリーダーは、社員や部下を鼓舞するには、自分が説いたことを実践し、手本を示さなければならないと知っています。権限を委譲することを恐れていないだけでなく、どれが自分の手で対処しなければならない問題かを知っています。深刻な問題が長引いた時は、自らの関与を増やし、改善するために辛抱強く働きます。

また、リーダーが後ろで支えていることを、社員にも伝えなければなりません。社員全員と話したり、進んで現場に顔を出したりしていますか?

マスクは最高の提案をしています。管理職が、不満を抱えた部下や社員と一緒に働く時間を取ると、その人の視点で理解することができ、良い結果につながります。時間がかかるかもしれませんが、こうすることで共感や絆が生まれ、かなりやる気が伝わります。

残念ながら、このようなことを進んでやる管理職はほとんどいないかもしれません。

ですから、管理職の人は今日から次のことを自問自答しましょう。

自分の部署やチームの最大の課題や短所は何か?それを改善するために何ができるか?

この2つの質問に答えることができれば、今の役職や仕事では何も問題はありません。部下も同僚も、いつでもあなたについていきます。

This Email From Elon Musk to Tesla Employees Is a Master Class in Emotional Intelligence|Inc.

Justin Bariso(訳:的野裕子)

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