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派遣って安定していないでしょ?への回答 月収15万円だった現役介護士の僕(8)

  • 2020年2月19日
  • レタスクラブニュース
【派遣社員デメリットの解決策】

正社員にあって派遣社員にないもの

「派遣って安定していないでしょ?」僕が介護派遣をしている話をすると、こういわれることが多いです。「そもそも安定ってなんだ? 正社員だから安定とは限らなくない?」という思いをグッとこらえて、「まぁいろいろありまして……」とお茶を濁しています。



正社員にあって派遣にないと思われているものは、以下の4つです。

これに関して、ひとつずつ説明しましょう。



1. 福利厚生

2. ボーナス

3. 退職金

4. 社会的信用





派遣社員にも社会保険はある

まず1. 福利厚生に関して、次の3つはほとんどの派遣会社でもあります。



・厚生年金の加入

・健康保険の加入

・交通費の支給



さらに気になる福利厚生としては、



・育児休暇

・出産休暇

・傷病休暇

・介護休暇

・健康診断



に関しても条件を満たすことで受けることができます。家賃補助はなかなかないですが、正社員で雇用されていてもない職場が多いです。つまり、福利厚生はほぼ正社員との差がありません。



高い時給でボーナス分をカバー

2. ボーナスは派遣にはないことが多いです。年に数回ほど数万円を渡してくれる派遣会社もわずかですがありますので、根気強く探せば巡り会えるかもしれません。しかし、ボーナスがなくても都市部の派遣は時給1500円からあり、手取り20万円(年収300万円)を超える収入を得ることができます。ボーナスがなくても高い時給で補われている面もあります。



何よりボーナス額をカットされて、急に年収が下がるというリスクはありません。職員の月収は一度決めてしまうと基本的には下げることができないので、多くの会社が基本給を低くして、その差分をボーナスに還元するようにします。すると、「景気が悪くて売り上げが下がった」とボーナス額を下げ、合法的に人件費を抑えることができます。

しかし派遣は働いた分を時給として給料がもらえます。その安心感は大きいです。ボーナスがなくても毎月満足いく給料をもらえたほうがいいと思います。



3. 退職金に関しては、介護派遣ではもらえないケースが多いです。しかし、終身雇用が難しくなった今は、同じ施設で定年まで勤め上げる時代ではなくなりました。数年スパンで転職をしてキャリアアップすることが主流になりつつあり、退職金を期待する必要性は感じません。退職金やボーナスがあるという理由だけで「正社員は安定」といって、低い給料でストレスを抱えながら働く意味はないと思います。



副業分の高収入でローンも組める

4. 社会的信用が低いということのデメリットは、



・ローンが組めない

・クレジットカードが作れない

・世間体が悪い



などがあります。これに関しても解決策があります。僕自身は派遣で働いて、この社会的信用の低さで困ったことはありません。

住宅ローンは組まなくても賃貸で生活すればいいと考えています(マイホームが欲しくなったら実家の家を相続します)。また、派遣と副業収入で、それなりの収入を得ていたら審査は通ります。クレジットカードは派遣でも申し込むことができます。



世間体の悪さについては気にしなければいいと思います。たとえば、結婚相手の両親に「正社員じゃない人と結婚するなんて許さない」と、反対されることもあるでしょう。実際に僕のまわりにも、相手の両親に納得してもらうために、個人事業主を辞めて会社員になる人もいました。しかし、この考え方は合理的ではなく、安定につながるといえないと思います。



雇用形態に関係なく、いかに高い時給・収入で働くのか? のほうが大事です。派遣の場合は、組み合わせしだいで、月に手取り30万円を手に入れることができます。比較的自由度が高いことから、頑張りしだいでは、正社員よりも多く稼げるというのも魅力的です。



それでも「社会的信用」というものが欲しいのなら、正社員になればいいと思います。でも、収入があれば、社会的信用を得られるはず。だとしたら、正社員にこだわる必要はないのではないでしょうか。







著=深井竜次(レタスクラブニュース)

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