サイト内
ウェブ

秋色がはじまる季節に、ケイトウのバスケット 【花と素敵な週末を Vol.10】

  • 2018年9月14日
  • レタスクラブニュース


こんにちは!「ウィークエンドフラワー」プロデューサーの小川典子です。こちらでは、旬の季節に楽しみたい花の、“長もちさせるハウツー”や“簡単おしゃれなコーディネイトのコツ”をお伝えしていきます。花瓶がなくても大丈夫。少しの花材と身近な雑貨を組み合わせて、家のなかに自分のお気に入りの花コーナーを作ってみませんか?



9月第2週のおすすめは「ケイトウ」

9月のウィークエンドフラワー.その2/ケイトウ(和名:鶏頭、英名:Plumed cockscomb)

●原産国: インド、熱帯アジア

●主な生産地: 全国各地



台風に続き、北海道の大地震…自然の猛威が次々と日本列島を襲うようで、どうか静まってほしいと願うばかりです。被災地でご不便が続く皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。



急に気温が下がって、ぐっと秋めいてきました。こっくりとした秋色を見つけると嬉しくなりますね。今日、紹介するウィークエンドフラワーは、まさに秋色の「ケイトウ」。これからますます、美しい季節を迎えます。



ケイトウはインド原産のヒユ科の花で、中国を経て日本にもたらされました。その歴史は古く、「万葉集」に「韓藍(カラアイ)」の名前で、すでに登場していたそうです。鮮やかな緋色は、仏教に描かれた極楽浄土や当時の中国の華やかな文化を物語っていたことでしょう。



お盆やお彼岸のお墓参りの花束に入っている、まっ赤な花のイメージが強いですが、最近はおしゃれなニュアンスカラーや、インパクトのある大きさの品種が増え、秋の人気花材のひとつになっています。



久留米ケイトウ、鶏冠(トサカ)ケイトウ、ヤリゲイトウ、羽毛ケイトウ、ヒモケイトウ(アマランサス)、葉ケイトウなどなど、ケイトウには、さまざまなタイプがあります。最近は、佐賀県の生産者「明日香園」が独自に種を選抜した、セッカゲイトウ(石化ゲイトウ)が注目されています。自ら「地上の珊瑚」とうたうように、幻想的なカラーバリエーションと高級感のある質感が見事な品種群です。



秋のニュアンスカラー、ケイトウのバスケットアレンジ



今回、紹介するアレンジに選んだケイトウは、艶めくカシス色とシックなベージュピンクの2種類。グラデーションするように花色を組み合わせると、ベルベッドを折り重ねたような花の魅力がいっそう引き立ちます。



■材料(花材費合計=1000~1500円)

●花材(画像下・左から)

ユーカリ・ポプラス/1~2本を小分けに

セッカゲイトウ/色違いを各1本

ワレモコウ/1本を小分けに



●器について

夏の間活躍した、バスケットのバッグを器に。バスケット系が続いてしまいましたが…汗。



●コーディネイトについて

バスケットの黒い持ち手に合わせて、黒い器を近くに並べてみました。画像では、姫リンゴをテーブルに転がしていますが、黒い器にこんもりと盛って、バスケットに並べて飾ってもかわいいですね。持ち手の色は、リボンや布などを巻いて、印象を変えることができます。



■3ステップでアレンジ

1、 バスケットの中に、安定感のある器を仕込みます。水に浸かる部分の葉を取り除きます。ワレモコウ、ユーカリ・ポプラスの枝は小分けにしておきます。



2、 ユーカリ・ポプラスの枝を左右、手前に広がるようにあしらいます。次に、短めにカットしたケイトウを、バスケットの縁にのせるようにいけましょう。





3、 小分けにしたワレモコウと、ユーカリ・ポプラスの小枝を小さく束ね、ケイトウの右側後方にあしらえばできあがり!



※ケイトウの花部の下には黒い小さなゴマのような種がつき、触るだけでポロポロ落ちます。いける際には、新聞紙など敷いて作業するとよいでしょう。





■ケイトウを長く楽しむコツ

*カビやすい花ですので、購入時にはカビに気をつけましょう。

*葉が変色してきたら、早めに取りましょう。

*日もちのよい花ですが、鮮度保持剤でさらに長く楽しめます!



ケイトウの小さなアレンジをいくつか紹介します

ひとつ目は小さなカップアレンジ。シックなカップに、こんもりとケイトウの花を盛り付けるようにいけて、秋らしい「チョコレートコスモス」を合わせました。ケイトウがちょうど“花留め”の役割になり、細い茎のチョコレートコスモスがスッと立ちます。ケイトウがもつシノワズリーな雰囲気、小さなアレンジにも気品が宿りますね。週末のティータイムにいかがでしょう。



ふたつ目は、薬瓶のような茶色の小瓶を花器にして、トレンドのヴィンテージ風アレンジに。赤茶色のヒマワリに少し褪めたグリーンのケイトウと、ふさふさ感がユニークなワイルドフラワー「ゴールデンフィリカ・プロモーサ(1本を小分けにして)」を合わせた、ちょっと男前な組み合わせ。グリーンのケイトウは、どんな花にも合わせやすく、かつ個性的な花合わせになりますので、小さなあしらいも上級編に見えます。



最後に紹介するのは…。

9月のはじめ、帝国ホテル(東京・日比谷)のロビーに飾ってありました、それは見事なセッカゲイトウのアレンジ! 鮮やかな色とりどりのケイトウたちは、錦秋の趣たっぷり。訪れるゲストの目を喜ばせていました。



三連休が続きますので、楽しい計画がある方もたくさんいらっしゃいますね♪ 季節の変わり目、秋の花々に癒されながらどうぞご自愛ください。



ではでは皆さま、花と素敵な週末を。



produced by WEEKEND FLOWER(レタスクラブニュース)

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2016 KADOKAWA Corp All Rights Reserved