りんごの山ができてしまったー!! / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
友人とふたり、季節を感じることが最高の贅沢!
料理が趣味の主人公・キコは、ひょんなことから近所のマダム・節子と出会います。見るからに人の良さそうな節子とキコはすっかり意気投合し、季節のうつろいを感じられる、小さな楽しみを一緒に集めていくことに。
薬味たっぷりおにぎり、紫蘇ジュース、いちじくマフィン、ホットサンド、りんごの紅茶煮、金柑の甘露煮、太巻き寿司…キッチンから迎える四季折々のおいしいメニューたち。
「こんな心豊かなマダムに出会いたかった」と思ってしまうような、心温まるエピソードをお送りします。
※本記事はにいざか にいこ 著の書籍『季節が好きなわたしとマダム』から一部抜粋・編集しました。
赤色の偶然
りんごが家にあるだけで気分が上がる~ / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
予想外に増えた赤色 / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
煮ちゃおう! / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
りんごの端が透き通ってくれば完成 / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
りんごの紅茶煮はいかがですかー? / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
これぞ至福! / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
晩秋の味を届けてくれたりんご / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
りんごの紅茶煮 / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
晩秋の
「りんごの紅茶煮」
◆材料(りんご2個分)
赤りんご……2個
砂糖……大さじ2
レモン果汁……小さじ1/2
紅茶の葉(お好みのもの)……小さじ2/3
水……60ml
◆作り方
1 りんごの皮をむいて8等分する。皮は後で使うので取っておく。
2 ボウルに入れたりんごに砂糖とレモン果汁、紅茶の葉をふりかけて馴染ませる。
3 20分ほど経ったら出てきた水分も含めてフライパンに移し、重ならないよう並べたら、皮と水を足して火にかける。フライパン全体に熱が回ったら弱火〜中弱火にして、フタをした状態で3分加熱する。
4 3分経ったらフタをとり、りんごの上下を返したら火を強め、水分を飛ばして完成。
メモ
・りんごは皮の赤色が濃いものを使うとピンク色に仕上がります。煮詰めるときに皮を絞るようにトングなどで押さえると色が出やすくなります。
・レモン果汁は変色を防ぐために入れますが、分量はりんごの種類によって調整してください。また、紅玉のように酸味が強いものは入れなくてもよいです。
・茶葉はすり鉢などで細かくしておくと、食べたとき舌触りが気になりにくいですが、茶葉を入れず作ることもできます。
たくさん食べたい! / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
著=にいざか にいこ/『季節が好きなわたしとマダム』