【不器用さんのためのレシピ】シンプルだけどおしゃれ! プレゼントにおすすめの「ニット編み絞り出しクッキー」

  • 2025年2月16日
  • レタスクラブニュース
ニット編み絞り出しクッキー
ニット編み絞り出しクッキー / (C)きゅうり/KADOKAWA



技術もセンスもなくていい!?
プレゼントにぴったりなクッキーの作り方、教えます。

SNSでの発信やCMの出演、企業とのコラボで活躍するクッキーアーティスト・きゅうりさんが教えてくれるのは、失敗ナシの楽しいクッキーづくりの方法。きゅうりさんが提案するレシピとデコレーションアイデアを試して、誰かへの贈り物や自分の心を癒すためのクッキーを作ってみませんか?

※本記事はきゅうり著の書籍『不器用さんのための 心ときめくクッキーレシピ』から一部抜粋・編集しました。





事前準備について

クッキーをつくるうえで必要な事前準備について紹介します。クッキーづくりは事前準備が肝心です。つくっている最中に慌てずにすむように、以下を参考にしてください。

■クッキーづくりに必要な準備
◆バター、卵は使う前に冷蔵庫から出して常温にしておく
バターは200Wのレンジで10秒ずつ様子を見ながら加熱してもいい。指で押し込めるくらいのかたさが目安。温度差をなくして材料を混ぜ合わせやすくする。
使う前に冷蔵庫から出して常温にしておく
使う前に冷蔵庫から出して常温にしておく / (C)きゅうり/KADOKAWA


◆卵は卵黄と卵白に分けて使う
殻を半分に割り、白身だけボウルに落とす。殻に残った卵黄は別のボウルに落とす。個体によって卵黄や卵白の大きさが変わるので使う分は必ず計量すること。

◆薄力粉、粉糖はふるっておく
ふるいがなければ細目のザルで代用できる。ダマをなくすことで生地が均一になる。

◆アーモンドパウダーは粗目のザルでふるっておく
細目だと潰れて油分が出てしまう可能性がある。
アーモンドパウダーは粗目のザルでふるっておく
アーモンドパウダーは粗目のザルでふるっておく / (C)きゅうり/KADOKAWA


◆オーブンは焼き温度または10度ほど高めで予熱する
生地を焼く20分前くらいから温め、焼き温度にしておく。天板は出しておく。しっかり温めておくことで焼いている時に生地がダレにくい。
※オーブンの種類により予熱時間は変わるため、ご家庭にあるオーブンごとに調整してください。

絞り出しクッキーの基本のつくり方

絞り出しクッキーに共通する手順と大切なポイントを、写真付きで解説します。具体的な材料・分量はレシピによって違いますが、レシピをつくる際に参考にしてください。

◆用意するもの
食塩不使用バター、粉糖、塩、卵白、薄力粉

◆事前準備
・バター、卵は常温に置いておく。
・薄力粉、粉糖はふるっておく。

◆手順
step1 生地づくり
1 ボウルに食塩不使用バターを入れてハンドミキサーで混ぜる。
ハンドミキサーで混ぜる
ハンドミキサーで混ぜる / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
白っぽくふんわりするまで。

2 粉糖、塩を加えてハンドミキサーで混ぜる。
粉糖、塩を加えてハンドミキサーで混ぜる
粉糖、塩を加えてハンドミキサーで混ぜる / (C)きゅうり/KADOKAWA


3 卵白を加えてハンドミキサーで混ぜる。
卵白を加えてハンドミキサーで混ぜる
卵白を加えてハンドミキサーで混ぜる / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
ハンドミキサーについたバターはしっかりとり、ボウルに戻す。

4 薄力粉を加えてヘラでさっくり混ぜる。
薄力粉を加えてヘラでさっくり混ぜる
薄力粉を加えてヘラでさっくり混ぜる / (C)きゅうり/KADOKAWA


5 口金を入れた絞り袋に、4の生地を入れる。
口金を入れた絞り袋に生地を入れる
口金を入れた絞り袋に生地を入れる / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
先端の方に生地をまとめて余分な空気を抜く。絞り袋のおしりはねじったり結んだりして閉じる。

口金の交換を楽にするために
口金の交換を楽にするために / (C)きゅうり/KADOKAWA

口金の交換を楽にするために、口金のない袋に生地を入れてから、口金入りの別の袋にセッティングする方法もある。

step2 成形する
6 クッキングシートに形を絞る。
クッキングシートに形を絞る。
クッキングシートに形を絞る。 / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
・冷やさず常温で作業する。
・口金が垂直になるようにして1cmくらい浮かせながら絞る。
・絞り袋はねじって生地が溢れ出ないようにし、ふさぎながらおしりを持って押し出すように絞る。

7 生地は焼く直前まで冷凍庫で冷やしておく。

step3 焼く
8 シルパンを敷いた天板にクッキングシートからはがした生地を移す。
クッキングシートからはがした生地を移す
クッキングシートからはがした生地を移す / (C)きゅうり/KADOKAWA

シルパンに直に絞ると失敗した時にやり直しが難しいので、絞ったあとに移動させるのがおすすめ。

9 予熱したオーブンで焼く。

Point
・生地は冷やした状態で焼き始める。バターが溶け出すと形が歪む原因に。
・端の部分から焼き色がつきやすいので、焼き時間10分ほどでアルミホイルをかぶせたりする。

10 焼けたらすぐに取り出し、粗熱をとって完成。

ニット編み絞り出しクッキー

ニット状に絞った生地を型抜きしてつくる、シンプルだけどおしゃれなクッキーです。
シンプルだけどおしゃれなクッキー
シンプルだけどおしゃれなクッキー / (C)きゅうり/KADOKAWA


材料(6cmハート型約6個分)
食塩不使用バター……50g
粉糖……30g
塩……ひとつまみ
卵白……15g
薄力粉……70g
バニラオイル……お好みで少々

手順
1 ボウルに食塩不使用バターを入れてハンドミキサーで混ぜる。

2 粉糖、塩、バニラオイルを加えてハンドミキサーで混ぜる。

3 卵白を加えてハンドミキサーで混ぜる。

4 薄力粉を加えてヘラでさっくり混ぜる。

5 口金を入れた絞り袋に入れて、クッキングシートに直線を絞る。2cm空けて等間隔に。
クッキングシートに直線を絞る
クッキングシートに直線を絞る / (C)きゅうり/KADOKAWA


6 空けておいたところに縄状に絞り、シート状のニット模様をつくる。
シート状のニット模様をつくる
シート状のニット模様をつくる / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
隙間のないように絞る。

7 オーブンを170度に予熱する。生地は冷凍庫で30分以上冷やしておく。

8 生地をハート型で型抜きし、シルパンを敷いた天板に並べる。
シルパンを敷いた天板に並べる
シルパンを敷いた天板に並べる / (C)きゅうり/KADOKAWA


9 170度のオーブンで12~15分ほど焼く。

10 焼けたらすぐに取り出し、粗熱をとって完成。

レシピを参考にするときは

・一人でも美味しく食べられるように少なめの分量で記載しています。たくさんつくりたい場合はすべての材料を倍量にして、焼き温度は変えず、焼き時間は量によって様子を見ながら調整してください。
例 
(無塩バター50g、粉糖30g、塩ひとつまみ、卵白15g、薄力粉60g)を(無塩バター100g、粉糖60g、塩ふたつまみ、卵白30g、薄力粉120g)に変更

・できあがりのサイズと個数は目安です。使うクッキー型の大きさや成形時のサイズなどによって変わってくるので、生地が少し足りなくなったり、余ったりする場合があります。手元にある生地や色の組み合わせによってサイズを変更したり、余った生地はおやつ用に丸めて焼くなどで調整してください。



著=きゅうり/『不器用さんのための 心ときめくクッキーレシピ』







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