ジャムでひと手間加えるとかわいくて美味しい!「くだものジャムサンドクッキー」【不器用さんのためのレシピ】

  • 2025年2月14日
  • レタスクラブニュース
くだものジャムサンドクッキー
くだものジャムサンドクッキー / (C)きゅうり/KADOKAWA



技術もセンスもなくていい!?
プレゼントにぴったりなクッキーの作り方、教えます。

SNSでの発信やCMの出演、企業とのコラボで活躍するクッキーアーティスト・きゅうりさんが教えてくれるのは、失敗ナシの楽しいクッキーづくりの方法。きゅうりさんが提案するレシピとデコレーションアイデアを試して、誰かへの贈り物や自分の心を癒すためのクッキーを作ってみませんか?

※本記事はきゅうり著の書籍『不器用さんのための 心ときめくクッキーレシピ』から一部抜粋・編集しました。





事前準備について

クッキーをつくるうえで必要な事前準備について紹介します。クッキーづくりは事前準備が肝心です。つくっている最中に慌てずにすむように、以下を参考にしてください。

■クッキーづくりに必要な準備
◆バター、卵は使う前に冷蔵庫から出して常温にしておく
バターは200Wのレンジで10秒ずつ様子を見ながら加熱してもいい。指で押し込めるくらいのかたさが目安。温度差をなくして材料を混ぜ合わせやすくする。
使う前に冷蔵庫から出して常温にしておく
使う前に冷蔵庫から出して常温にしておく / (C)きゅうり/KADOKAWA


◆卵は卵黄と卵白に分けて使う
殻を半分に割り、白身だけボウルに落とす。殻に残った卵黄は別のボウルに落とす。個体によって卵黄や卵白の大きさが変わるので使う分は必ず計量すること。

◆薄力粉、粉糖はふるっておく
ふるいがなければ細目のザルで代用できる。ダマをなくすことで生地が均一になる。

◆アーモンドパウダーは粗目のザルでふるっておく
細目だと潰れて油分が出てしまう可能性がある。
アーモンドパウダーは粗目のザルでふるっておく
アーモンドパウダーは粗目のザルでふるっておく / (C)きゅうり/KADOKAWA


◆オーブンは焼き温度または10度ほど高めで予熱する
生地を焼く20分前くらいから温め、焼き温度にしておく。天板は出しておく。しっかり温めておくことで焼いている時に生地がダレにくい。
※オーブンの種類により予熱時間は変わるため、ご家庭にあるオーブンごとに調整してください。

サンドクッキーの基本のつくり方

サンドクッキーに共通する手順と大切なポイントを、写真付きで解説します。具体的な材料・分量はレシピによって違いますが、レシピをつくる際に参考にしてください。

◆用意するもの
食塩不使用バター、粉糖、塩、全卵、アーモンドパウダー、薄力粉

◆事前準備
・バター、卵は常温に置いておく。
・薄力粉、粉糖、アーモンドパウダーはふるっておく。

◆手順
step1 生地づくり
1 ボウルに食塩不使用バター、粉糖、塩を入れて練り混ぜる。
食塩不使用バター、粉糖、塩を入れて練り混ぜる
食塩不使用バター、粉糖、塩を入れて練り混ぜる / (C)きゅうり/KADOKAWA


2 全卵、アーモンドパウダーを入れて混ぜる。
全卵、アーモンドパウダーを入れて混ぜる
全卵、アーモンドパウダーを入れて混ぜる / (C)きゅうり/KADOKAWA


3 薄力粉を加えてヘラでさっくり切るように混ぜる。
ヘラでさっくり切るように混ぜる
ヘラでさっくり切るように混ぜる / (C)きゅうり/KADOKAWA


4 そぼろ状にまとまってきたら、猫の手でぎゅっと10回くらいすり混ぜるようにしてまとめる。
すり混ぜるようにしてまとめる
すり混ぜるようにしてまとめる / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
こねすぎない。こねすぎると生地がかたくなる原因に。

5 ラップで包み、麺棒で平らに整え冷蔵庫で1時間ほど休ませる。
休ませることで扱いやすいかたさになる
休ませることで扱いやすいかたさになる / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
休ませることで扱いやすいかたさになるのと、焼き上がりがサクサク食感になる。

step2 成形する
6 冷蔵庫から取り出して5分ほどおき、柔らかくなったらラップをかぶせて、麺棒で3mmの厚さにのばす。
均一な厚みにすることで焼きムラをなくす
均一な厚みにすることで焼きムラをなくす / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
3mmルーラーを使う。均一な厚みにすることで焼きムラをなくす。

7 一度冷蔵庫で20分ほど冷やし、生地がかたくなった状態で型抜きをする。
生地がかたくなった状態で型抜きをする
生地がかたくなった状態で型抜きをする / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
・よく冷えた状態で型抜きすることでしっかり角のあるクッキーになる。
・残った生地はまとめて、5~7の工程をもう一度繰り返す。

step3 焼く
8 シルパンを敷いた天板に生地を並べる。生地は焼く直前まで冷やしておく。
生地は焼く直前まで冷やしておく
生地は焼く直前まで冷やしておく / (C)きゅうり/KADOKAWA


9 予熱したオーブンで焼く。
Point
生地は冷やした状態で焼き始める。バターが溶け出すと形が歪む原因に。 

10 焼けたらすぐに取り出し、粗熱をとる。

11 お好みのものをサンドして完成。

くだものジャムサンドクッキー

さくらんぼ ぶどう みかん
くだものの形にくりぬいて中にジャムを挟んだ、見た目も味もたのしいクッキーです。
中にジャムを挟んだ、見た目も味もたのしいクッキー
中にジャムを挟んだ、見た目も味もたのしいクッキー / (C)きゅうり/KADOKAWA


材料(6cmハート型約5個分)
食塩不使用バター……30g
粉糖……20g
塩……ひとつまみ
全卵……10g
アーモンドパウダー……10g
薄力粉……60g
サンドするもの
・ストロベリージャム……適量
・マーマレードジャム……適量
・ブルーベリージャム……適量
デコレーション
・アイシングクリーム

手順
1 ボウルに食塩不使用バター、粉糖、塩を入れて練り混ぜる。

2 全卵、アーモンドパウダーを入れて混ぜる。

3 薄力粉を加えてヘラでさっくり切るように混ぜる。

4 そぼろ状にまとまってきたらぎゅっと押すようにしてまとめる。※こねすぎない。

5 ラップで包み、麺棒で平らに整え冷蔵庫で1時間ほど休ませる。

6 冷蔵庫から取り出して5分ほどおき柔らかくなったらラップをかぶせ麺棒で3mmの厚さにのばす。

7 一度冷蔵庫で20分ほど冷やし、10枚分ハート型で型抜きをする。

8 うち5枚分を丸口金(もしくはストロー)を使って丸くくりぬく。
ストローを使って丸くくりぬく
ストローを使って丸くくりぬく / (C)きゅうり/KADOKAWA

Point
・生地が割れやすいので少し柔らかい状態で型抜きする。
・型抜き後の残った生地はまとめてラップで包んで麺棒でのばし、7、8の工程を繰り返す。

9 オーブンを170度に予熱する。天板に生地を並べる。生地は直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
生地は直前まで冷蔵庫で冷やしておく
生地は直前まで冷蔵庫で冷やしておく / (C)きゅうり/KADOKAWA


10 170度のオーブンで10~13分ほど焼く。

11 焼けたらすぐに取り出し、粗熱をとる。

12 アイシングクリームまたはチョコペンでくだものの軸や葉っぱを描く。
くだものの軸や葉っぱを描く
くだものの軸や葉っぱを描く / (C)きゅうり/KADOKAWA


13 それぞれ約5gずつ(小さじ1杯程度)ジャムをサンドする。穴のない方のクッキーを裏返し、中心にスプーンでジャムをのせ、穴のある方のクッキーで優しく力を入れて挟む。
穴のある方のクッキーで優しく力を入れて挟む
穴のある方のクッキーで優しく力を入れて挟む / (C)きゅうり/KADOKAWA


14 お好みでデコレーションする。
Point
ジャムの水分でクッキーが湿気やすいので出来立てで食べるのがおすすめ。

レシピを参考にするときは

・一人でも美味しく食べられるように少なめの分量で記載しています。たくさんつくりたい場合はすべての材料を倍量にして、焼き温度は変えず、焼き時間は量によって様子を見ながら調整してください。
例 
(無塩バター50g、粉糖30g、塩ひとつまみ、卵白15g、薄力粉60g)を(無塩バター100g、粉糖60g、塩ふたつまみ、卵白30g、薄力粉120g)に変更

・できあがりのサイズと個数は目安です。使うクッキー型の大きさや成形時のサイズなどによって変わってくるので、生地が少し足りなくなったり、余ったりする場合があります。手元にある生地や色の組み合わせによってサイズを変更したり、余った生地はおやつ用に丸めて焼くなどで調整してください。



著=きゅうり/『不器用さんのための 心ときめくクッキーレシピ』







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