大人気の料理研究家・Mizukiさんが実践「続く!ゆる腸活」。その極意とは? / 撮影/Mizuki
「腸活を始めてみたいけど難しそう」「家族もいるし、うちは無理」などと思っていませんか? 気になったときが始めどき。腸活は無理なく、ゆるくても続けることがいちばん大切なのです。そこで、「腸活はライフワーク!」と語る、大人気の料理研究家Mizukiさんが実践している、おいしい腸活の極意をご紹介します!
Mizukiさん / 撮影/木村 拓
教えてくれたのは…
▷Mizukiさん
料理研究家。身近な食材で失敗なく作れるレシピが評判を呼び、雑誌、テレビ、WEBメディアなどで活躍中。「腸活」に興味を持ち、腸活アドバイザーの資格を取得。雑誌『レタスクラブ』では「Mizukiのコスパ最高!おかず」を連載中。
「腸活」でこんなに変わった!Mizuki さんの腸活ライフ
Mizuki さんが「腸活」について考えるようになったのは、体や肌の不調がきっかけ。「年齢のせい?ホルモンバランス?」など、気にし始めたら不安になり、メンタルまでダウン。そんなときに、知人からすすめられて少しずつ腸にいいといわれるものをとるようになったとか。
「徐々に体調が戻って効果を実感。いちばんよかったのは意識が変わったことかな」。
変化を感じることで気持ちがどんどん前向きに。さらに毎日の食事に腸活を取り入れることで、家族の健康も向上。
「腸活はハードルが高いものと思っていたけれど、ちょっと意識するだけでいいんだ、と感じ、どんどんハマりました」
■「腸活」のココがいい!
Mizuki さんが教えてくれた、腸活の魅力TOP3です!
免疫力アップ
免疫細胞の6~7割は腸にあるため、腸内環境が整うことで正常に働くようになり、病原菌にも強くなる。
免疫力アップ / イラスト/鈴木衣津子
腸内環境が整う
善玉菌を増やすことで、有害物質を体内から排出。体調が整い、肌荒れなども防げる。
腸内環境が整う / イラスト/鈴木衣津子
腸は第2の脳!
腸には脳に次いで多くの神経細胞があり、「第2の脳」と呼ばれている。脳と相互に影響し合うため、腸の健康が脳に伝わると自律神経が整う。
腸は第2の脳! / イラスト/鈴木衣津子
大切なのは続けること!Mizukiさんが実践しているゆる腸活
「腸活」を始めて、いちばん変わったのは意識だそう。精神的な負担がなく、ゆるゆるでも続けることで、体と心に変化が出て楽しくなる、Mizukiさんが続けている「ゆる腸活」をご紹介します。(写真提供/Mizuki)
水分をこまめにとる!
適度な水分は、腸を動かし快適な排便をもたらす。出かけるときは水筒を持参。腸活を始めてから自然と水を多く飲むようになったとか。
水分をこまめにとる!(▶︎次へ) / 撮影/Mizuki
たっぷりの野菜で食物繊維をとる!
腸活に必要な食物繊維は野菜から。野菜をシンプルにおいしくしてくれるせいろは、腸活ライフの頼もしい相棒。知人からすすめられた青汁も、今ではすっかりルーティンに。
たっぷりの野菜で食物繊維をとる!(▶︎次へ) / 撮影/Mizuki
毎日のごはんに発酵食品を加える!
朝ごはんに納豆やキムチを添えたり、いつものおかずに発酵食品を加えて腸活おかずにしたり。できる範囲で少しずつ始めることで、おいしく腸活を実践。
毎日のごはんに発酵食品を加える!(▶︎次へ) / 撮影/Mizuki
ヨーグルトメーカーで発酵食品作り!
腸活ライフを始めて1年たった頃に導入したのがヨーグルトメーカー。毎日食べるヨーグルトはもちろん、甘酒、塩麹、しょうゆ麹もこれで作っているそう。キッチンの目立つところに設置し、すぐに使えるようにしているとか。
ヨーグルトメーカーで発酵食品作り! / 撮影/Mizuki
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腸活はいいことづくめなのですね。あまり肩に力を入れず、できるところから、できる範囲で、ゆるっと始めてみましょう!
撮影/木村 拓 スタイリング/阿部まゆこ イラスト/鈴木衣津子 編集協力/田久晶子
文=高梨奈々