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【75歳、心が弾めば人生は楽しい】洋服は出合い頭が大切。ワクワクと心が躍るものを手に入れて

  • 2025年1月23日
  • レタスクラブニュース
洋服は出合い頭に
洋服は出合い頭に / (C)江面旨美/KADOKAWA



デザインし、縫製し、個展で販売する…という流れを、39年間ひとりで続けてきたumamibags(ウマミバッグ)クリエイターの江面旨美さん。

「若く見えるより、元気に見えるほうが得だなって思う」と話す彼女の、さりげなくオシャレなファッション、心の静穏をもたらすインテリア、自身の健康など、「これからどう生きていこうか」を見つめ直したライフスタイルをご紹介します。

75歳を迎えた彼女の「心が弾む人生の秘密」に、今後の人生のヒントが見つかるかもしれません。

※本記事は江面旨美著の書籍『75歳、心が弾めば人生は楽しい』から一部抜粋・編集しました。





洋服は出合い頭に

洋服にある程度お金をかけるようになったのは、50代に入ってからです。40代は、バッグが売れてもそれほど余裕がなかったから。もっぱら行くのはバーゲンで、安いものを5着ほど買って意気揚々と帰ってくるのですが、結局着るのは1着だけ。だったら、気に入った1着を5着分のお金を出して買ったほうがいい。そのことを、バーゲンに散々行って学びました。
家ではチノパン、ジーパン、ユニクロのシャツ。寒い時には、職人さんっぽいハウスコート(フォグリネンワーク)を羽織る。
家ではチノパン、ジーパン、ユニクロのシャツ。寒い時には、職人さんっぽいハウスコート(フォグリネンワーク)を羽織る。 / (C)江面旨美/KADOKAWA

洋服は探そうとすると、なかなかいいのは見つかりません。たまたまのぞいてみた店で、一目ぼれしたものがあれば、その時必要がなくても買ってしまいます。必要な時に手に入るとは限らないから。洋服は出合い頭です。
出合いもののワンピースは、コム デ ギャルソン タオ。
出合いもののワンピースは、コム デ ギャルソン タオ。 / (C)江面旨美/KADOKAWA

襟がキュートで後ろ前でも着られる。白黒のボーダーに重ねて手首回りに明るさを。バッグは自作。
襟がキュートで後ろ前でも着られる。白黒のボーダーに重ねて手首回りに明るさを。バッグは自作。 / (C)江面旨美/KADOKAWA

ただ、買うか買わないか、その判断が難しい。肝心なのは、自分に似合っているかどうかですが、私は店員さんの「お似合いですよ~」の決まり文句に惑わされないようにしています(笑)。似合っていれば、自分で瞬間に分かります。いつもの自分よりもよく見える。ワクッ!と心が弾みます。そうじゃない時は、ダサく見える。似合っていないんです。

憧れのブランドでそれがどうしても着たいという時は、なんとか自分をその服に合わせようと思うけれど、少しでもちゅうちょする時は諦めます。

品質と値段を天秤にかけながら、こういうのはほかにも持っているんだけどなとか、そんなに着ないかもなとか、着るには相当気合がいるなとか色々考えて、それでも買う価値があると思う場合は、ワンクッション置いて冷静になってみる。やっぱり買おうと思ったら、数時間か数日置いて、電話をかけて取り置いてもらうのです。そこで売り切れてしまっていたら、それは運命。ご縁がなかったというだけのことですね。



著=江面旨美/『75歳、心が弾めば人生は楽しい』







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