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世界にはばたく大阪のソウルフード! 老若男女問わず愛される「たこ焼き」

  • 2025年1月25日
  • レタスクラブニュース
大阪を訪れたら絶対に食べたいのが「たこ焼き」
大阪を訪れたら絶対に食べたいのが「たこ焼き」 / tokomaru7 PIXTA(ピクスタ)

大阪を代表するB級グルメの一つ「たこ焼き」。外側はカリッと、内側はふっくらとした食感が特徴で、だしが練り込まれた生地が奥深い味わいを生み出します。

たこ焼きに欠かせないのはソースですが、それ以外にもチーズや明太子など、様々なトッピングを楽しむことができ、アレンジの幅が広いことも魅力! 今や日本のみならず、世界中で愛される存在となっています。

大阪府のストリートフード「たこ焼き」の過去と現在を、農林水産省「うちの郷土料理」サイトよりご紹介します。


世界の主要都市でひっぱりダコ!な「たこ焼き」

甘辛いソースが、だしの風味を引き立てる
甘辛いソースが、だしの風味を引き立てる / 出典:農林水産省ウェブサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/39_15_osaka.html) 画像提供元 : 日本コナモン協会

大阪府民のソウルフードともいえるたこ焼きの始まりは、明治末期から大正時代にかけて。駄菓子屋や縁日の屋台などで提供され、子どもたちに人気のおやつだった「チョボ焼き」から派生したといわれています。チョボ焼きの定番の具はコンニャクや干し海老、たくあんなど。味付けは生地に醤油を入れて丸く焼いていたそうです。今のたこ焼きとは具材も味もまったく異なりますが、たくあんの歯ごたえもあっておいしそう…!
お店によっては、オリジナルのソースを使用したり、様々なアレンジが加えられることも
お店によっては、オリジナルのソースを使用したり、様々なアレンジが加えられることも / 画像提供元 : 日本コナモン協会

大正末期に日本でラジオ放送が開始されると、文明の最先端であったラジオから名をとった屋台食「ラジオ焼き」が登場。ラジオ焼きの具はコンニャクや牛スジ肉などだったそうです。そして、昭和初期に大阪市内の屋台でラジオ焼きにたこを入れたことから、「たこ焼き」がついに誕生! 当初は何もつけずに食べていたそうですが、戦後に濃厚ソースが誕生すると、たこ焼きにソースや青のり、削り節をかけ、フネに乗せてつまようじをつけた現在のスタイルが確立したそう。
道頓堀にはたこ焼き店が多数!
道頓堀にはたこ焼き店が多数! / primagefactory / PIXTA(ピクスタ)

たこ焼き店が並ぶ道頓堀を歩くと、たこ焼きを片手に食べ歩きを楽しむ観光客の方がとても多いですよね。また、大阪では家庭料理としても広く浸透し、たこ焼き器を所有する割合も高いのだとか。大阪出身の知人に聞くと、「たこ焼きは絶対にガス火&鉄板で作ってるよ! おかずとしてもよく食べる」なんて話していました。

さらに、たこ焼きのおいしさは世界にも広まっているようで、各国の主要都市にもたこ焼きを提供する店舗が増えています。また手軽に食べられる冷凍たこ焼きも、アメリカなどのレストランやラーメン店ではサイドメニューとして定着しているのだとか。すでに日本だけでなく、世界に愛されるB級グルメになっているようです!

参考・出典:農林水産省Webサイト「うちの郷土料理」

たこ焼き器がなくてもできる!「たこ焼き」レシピ

今すぐたこ焼きが食べたい!という方におすすめしたいのが、「フライパンビッグたこ焼き」。豆腐をつかうことで、ふわふわな優しい食感が楽しめますよ。

■フライパンビッグたこ焼き
フライパンで10分でできる「フライパンビッグたこ焼き」
フライパンで10分でできる「フライパンビッグたこ焼き」 / レシピ作成・調理:市瀬悦子/撮影:木村拓

■材料・2~3人分
ゆでだこの足…100g

生地
・絹ごし豆腐…1丁(約300g)
・溶き卵…1個分
・片栗粉…大さじ4
・小麦粉…大さじ3
・しょうゆ…大さじ1
・塩…少々

長ねぎの粗みじん切り…1/2本分
紅しょうが…大さじ2
青のり…適宜
天かす…大さじ3
削りがつお…適宜

・サラダ油、中濃ソース、マヨネーズ

■作り方
1.ゆでだこは1.5cm角に切る。

2.ボウルに生地の材料を入れ、泡立て器で豆腐を潰しながら混ぜる。なめらかになったら1のたこ、ねぎ、紅しょうが、天かすを加えてざっとスプーンで混ぜ合わせる。

3.フライパンに油大さじ1 1/2を熱し、2を流し入れる。フライパンいっぱいにスプーンで広げて形を整え、時々フライ返しを生地の下に差し入れ、フライパンを揺すって生地がくっつかないように3〜4分焼く。生地の端がこんがりとしたら、ペーパータオルで余分な油を拭き、皿をかぶせてフライパンごと裏返し、取り出す。
生地がやわらかいので多めの油でカリッと焼く
生地がやわらかいので多めの油でカリッと焼く / レシピ作成・調理:市瀬悦子/撮影:木村拓

4.続けてフライパンに油大さじ1を熱し、3を滑らせるように戻し入れてこんがりと焼き色がつくまで3〜4分焼く。食べやすい大きさに切って器に盛り、ソース、マヨネーズ各適宜をかけ、削りがつお、青のりをふる。
※この料理は、直径26cmのフライパンを使って調理しています。


庶民の味として愛され続け、今もなお進化を続けるたこ焼き。大阪に行った際は、ぜひ本場のたこ焼きを味わってみてください。お店ごとに工夫を凝らしておいしさを追求しているので、食べ比べて自分好みの味を見つけるのもおすすめですよ。



参考・出典:農林水産省HP「うちの郷土料理」
文=山上由利子
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