二度と手に入らないかもと思ったら / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
マンガ本、推しアイテム、コスプレ衣装…モノにあふれて生活するオタクのご自宅に、「断捨離(R)」の第一人者であるやましたひでこさんと漫画家・コラムニストのカレー沢薫さんが突撃!
オタクならではの習性を踏まえながら、ばっさりと切り捨てていくのではない、気分がアガるヒントを提案。
推し活でモノがあふれている方はもちろん、オタクのパートナーの荷物で圧迫されている方も参考に!
※本記事はやましたひでこ原案・監修、カレー沢 薫漫画の書籍『オタクの断捨離 捨てられないオタクを救済!』から一部抜粋・編集しました。
人物紹介 / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
いつまでも同棲できない全方位モンスターオタク
兎野さんの困りごと
捨てられるものは捨てたんですけど、モノが減らないんですよね…
兎野さん / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
「ヤリがい」のある部屋 / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
汚部屋というわけではありません / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
全方位オタクです / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
彼氏は「理解」を示してくれてるんですが / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
捨てなくて良し! / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
その部屋にいることが幸せならそれでいいんだ! / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
<迷えるオタクを救済!>やましたひでこのアドバイス
やましたひでこのアドバイス / (C)カレー沢薫、やましたひでこ/KADOKAWA
捨てられないなら、捨てないで結構!
捨てたくないなら、捨てないで良し!
けれど、この室内の有様は恐ろしく無惨!
捨てたくないというのは、モノを惜しむ気持ち。
モノを惜しむというのは、モノを愛で慈しむ気持ち。
残念ながら、この室内の惨状には、愛でる気持ち、慈しむ気持ちのひとかけらもありません。
なにより、ご自分をまったく慈しんではいないよう。
こんな状態の部屋に自分を住まわせているなんて、自分で自分をいじめているのと同じですね。
「片づかない、片づけられない」云々のレベルではなく、まるでセルフネグレクト、まるで自作自演の虐待。
どうぞ、彼氏からの愛を素直に受け取って、この有様から脱出してくださいますように。
捨ててはならないのはモノではなく、ご自身の存在とお互いを愛する気持ちだけですから。
【著者プロフィール】
■やましたひでこ:クラター・コンサルタント。東京都出身、石川県在住。大学在学中に入門したヨガ道場で、心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出逢う。その後、この行法を日常に落とし込み、片づけ術「断捨離」として応用提唱。2001年より、「断捨離セミナー」を全国各地で展開。
■カレー沢 薫:漫画家、コラムニスト。漫画「ひとりでしにたい」で、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。東京都写真美術館の広報誌別冊「ニァイズ」とコラボ中。
原案・監修=やましたひでこ、漫画=カレー沢 薫/『オタクの断捨離 捨てられないオタクを救済!』