水きり要らずの焼き豆腐でかさ増しするから、ボリューム満点「野菜たっぷりスパイスカレー」 / (C)山本 りい子/KADOKAWA
レシピメディアで1200品以上のメニューを生み出してきたという、SNSでフォロワー急増中の料理家・山本りい子さん。彼女が提案するのは、夫婦共働きでごはんは遅くなりがちという生活の中で編み出した「ほどほど丁寧ごはん」です。
フライパンに入れたらほったらかしでOKなラクチン手法で作られるレシピたちは、からだにやさしく見た目もバッチリ、そのうえおいしくて洗いものも少ない…という、忙しい毎日にはなんともありがたいものばかり。そんな遅くなった日のごはんのアイディアを、ぜひ試してみませんか。
※本記事は山本りい子著の書籍『夜遅くてもパパッとできる ほどほど丁寧ごはん』から一部抜粋・編集しました。
野菜たっぷりスパイスカレー
水きり要らずの焼き豆腐でかさ増しするから、ボリューム満点。
食感が残るのもおいしさの決め手。野菜の彩りも◎
食感が残るのもおいしさの決め手。野菜の彩りも◎ / (C)山本 りい子/KADOKAWA
材料(2人分)
とりひき肉……100g
焼き豆腐……100g
カットトマト缶……100g
玉ねぎ……1/2個(100g)
にんじん……50g
切り干し大根……10g
にんにく、しょうが……各1片(またはチューブ各小さじ1)
塩……適量
カレー粉……10g
水……250ml
オリーブ油……適量
温かいご飯……適量
蒸し野菜
・かぼちゃ……70g
・赤パプリカ……1/4個
・エリンギ……大1本
作り方
1 切り干し大根は水(分量外)でさっと戻し、水けを絞って食べやすい長さに切る。玉ねぎ、にんじん、にんにく、しょうがは粗みじん切りにする。蒸し野菜の材料は1cm角に切る。
2 フライパンにオリーブ油大さじ1、にんにく、しょうが、玉ねぎ、にんじん、塩ふたつまみを入れ、香りが立つまで弱火で炒める。
3 トマト缶、ひき肉、焼き豆腐、切り干し大根を加え、焼き豆腐をくずしながら、肉の色が変わるまで中火で煮る。
4 カレー粉、塩小さじ1/2、水を加える。クッキングシートを30cm長さに切って敷き、カレーの上にのせる。蒸し野菜をのせ、塩少々をふってふたをし、カレーがとろりとするまで中火で8~9分蒸す。
5 蒸し野菜に火が通ったらクッキングシートごと取り出し、蒸し野菜をオリーブ油小さじ2であえる。カレーは強めの中火で2〜3分煮て塩少々で調味し、ご飯とともに器に盛る。
煮ているカレーの上で蒸し野菜に火を通す一石二鳥レシピ / (C)山本 りい子/KADOKAWA
Point
煮ているカレーの上で蒸し野菜に火を通す一石二鳥レシピ。野菜は火通りが均一になるよう、小さめの角切りにして。
クッキングシートの使い方
クッキングシートをクシャクシャにして丸めてから、フライパンに広げる / (C)山本 りい子/KADOKAWA
1 クッキングシートをクシャクシャにして丸めてから、フライパンに広げる。このとき、フライパンのフチからはみ出さないように注意する。
空焚きにならないよう、クッキングシートとフライパンの間に水を注ぎ入れてから火にかける / (C)山本 りい子/KADOKAWA
2 空焚きにならないよう、クッキングシートとフライパンの間に水を注ぎ入れてから火にかける。水がなくなったら適宜、足す。
レシピを参考にするときは
・大さじ1=15ml、小さじ1=5mlです。
・蒸し時間や火加減はご自宅のコンロやフライパンに合わせて調整してください。
・加熱調理はガスコンロ使用を基準にしています。IH調理器などの場合は調理器具の表示を参考にして火加減や加熱時間を調整してください。
著=山本りい子/『夜遅くてもパパッとできる ほどほど丁寧ごはん』