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【笹川友里のポジティブ思考術】苦手な人には自分から近づいてみることが、心を守る最大の防御策

  • 2025年1月11日
  • レタスクラブニュース
苦手な人にはあえて自分から歩み寄ってみる
苦手な人にはあえて自分から歩み寄ってみる / (C)笹川 友里/KADOKAWA



プラス15%のポジティブ思考で人生を軽やかに!

アナウンサーであり、起業家・経営者の顔をもつ笹川友里さん。自分に自信がないと悩んでいた学生時代から、失敗や挫折を経て、周囲に流されない生き方をみつけたそう。そんな新たな道を切り拓いた笹川さんが実践する、ポジティブな思考術とは? 
人間関係をよりよくするための小さな習慣や、自分の機嫌をとる方法など、簡単に真似できるプラス15%のポジティブ思考術をご紹介します!

※本記事は笹川友里著の書籍『ポジティブマインドセット プラス15%の前向きさで人生を好転させる方法』から一部抜粋・編集しました。






自分から一度だけでもいいので積極的に動いてみる
自分から一度だけでもいいので積極的に動いてみる / (C)笹川 友里/KADOKAWA

苦手な人にはあえて自分から歩み寄ってみる


自分が相手を苦手だなと感じている場合、相手も同じように感じている可能性が高いと思います。遠い存在の方ならいいのですが、毎日顔を合わせるような近い関係の場合、まずは自分から軽く挨拶をしたり、相手が頑張っていることや仕事ぶりを調べて「○○の件、素敵でした」と話しかけるなど、負担にならない範囲で相手との距離を縮めておくと、自分の心がラクになると思うのです。

「苦手な人が来た」「今日も一緒に働かなくちゃいけないのか」と思いながら同じ空間で働くのは非常にストレスです。しかし、こちらから挨拶をしたり、相手の頑張りを言葉にすることで、相手も自分に対して悪い印象を持たなくなると思いますし、相手と一緒にいる空間が嫌なものではなくなり、苦手意識を少なくすることができます。歩み寄ったところで相手がどう思うかは相手次第ですが、少なくとも自分の中にある「苦手意識」や「苦手な人と向き合うというストレス」を軽減させることができると思います。

私の中ではどちらかと言えば、「苦手な人と関わるストレス」というより、「相手を苦手と自分の中で認定して存在が気になってしまうことがストレス」なのかもしれません。近寄って接してみた結果、苦手だなという気持ちが拭えなかったとしても、一切近づかずに「苦手」と感じていたときよりは自分で解決するべくアクションを起こしたという感覚もあるので、少し心がラクになるかもしれません。

また一方で、「苦手な人」は、相手も自分に対して苦手意識があるから嫌なことをしてくるかもしれないので、相手の自分に対する苦手意識をとることができたら、嫌なことをしてこなくなると思うのです。「この人とうまくいかないな」と思ったら、悪化してしまう前に早めの段階で問題を解決しておくことが重要。関係が複雑になってしまった後に解決しようとしても、複雑にこじれてしまうと解決するのも大変になります。

こんがらがって解けなくなる前の初期段階で一度大人になって「私のやり方が間違っていたかもしれないので、教えてもらえますか?」と歩み寄ったりしながらコミュニケーションを円滑にしてしまった方が、結果的に自分がする嫌な思いを最小限に食い止められるはずです。

しかし、相手との関係を良くしようと努めても、どうしてもうまくいかない場合もありますよね。そのときには、潔く距離を置くようにシフトしていく必要が出てきます。

「苦手だから」と避けるよりも、まずは自分から一度だけでもいいので積極的に動いてみる。それが結果的に自分の心を守るための最大の防御策ではないでしょうか。



著=笹川友里/『ポジティブマインドセット プラス15%の前向きさで人生を好転させる方法』







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