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農家だから知っている!おいしい「キャベツ」の選び方と食べ方【世界一使える野菜の教科書】

  • 2024年12月10日
  • レタスクラブニュース
ずっしり重く、葉がぎっしり巻いている冬キャベツ
ずっしり重く、葉がぎっしり巻いている冬キャベツ / (C)しん|野菜を育むプロ/KADOKAWA



Xのフォロワーは26.8万人を突破!(2024年11月時点)群馬県で大規模農家を経営している、「しん|野菜を育むプロ」(@sinyasai)さん。農家だからこそ知っている「野菜の魅力」をSNS上で発信し、その手軽な調理方法や保存法が反響を呼んでいます。

そんな「しん|野菜を育むプロさん」の新著『農家が教えたい 世界一使える野菜の教科書』では、野菜52種を一挙に網羅。スーパーでの選び方や長持ちする野菜の保存法、季節や体調にあわせた野菜とその調理法など、今日からすぐに取り入れたくなるコツが満載です。

今回は、冬や春に旬を迎える「キャベツ」についてご紹介します。

キャベツは冬(11〜3月)と春(3~5月)が旬!

春キャベツと冬キャベツとで異なる食感や風味、選び方やおいしい食べ方のポイントをつかんで、年に2回の旬のキャベツを味わい尽くしましょう。

美味しいキャベツの選び方

キャベツを選ぶpoint
キャベツを選ぶpoint / (C)しん|野菜を育むプロ/KADOKAWA

春キャベツと冬キャベツは、「重さ」「大きさ」「葉の巻き方」の点で選び方が正反対なので注意してください。いずれも芯の切り口が500円玉大くらいのものは、生育不足でも育ちすぎでもない、ちょうどいい生育段階で収穫されたサイン。また、外葉(外側の濃い緑色の葉)は食べるには硬すぎるのですが、中身を保護しています。店頭にあれば外葉付きのものを選ぶと、可食部にあまり傷のないキャベツを入手できるでしょう。

■農家だから知っている!おいしい野菜の食べ方
酢キャベツ
酢キャベツ/たくさん作っておけば、健康的な付け合わせ、副菜になります。千切り、ざく切りなど食べやすい大きさに切ったキャベツを、塩適量(キャベツ1/2に対し小さじ1)とともに密閉ビニール袋に入れてよくもみ、お酢適量(キャベツ1/2に対し200㎖)を加え、冷蔵庫で半日間寝かせます。好みで砂糖、昆布、粒マスタード、唐辛子を入れても。
酢キャベツ/たくさん作っておけば、健康的な付け合わせ、副菜になります。千切り、ざく切りなど食べやすい大きさに切ったキャベツを、塩適量(キャベツ1/2に対し小さじ1)とともに密閉ビニール袋に入れてよくもみ、お酢適量(キャベツ1/2に対し200㎖)を加え、冷蔵庫で半日間寝かせます。好みで砂糖、昆布、粒マスタード、唐辛子を入れても。 / (C)しん|野菜を育むプロ/KADOKAWA

たくさん作っておけば、健康的な付け合わせ、副菜になります。千切り、ざく切りなど食べやすい大きさに切ったキャベツを、塩適量(キャベツ1/2に対し小さじ1)とともに密閉ビニール袋に入れてよくもみ、お酢適量(キャベツ1/2に対し200ml)を加え、冷蔵庫で半日間寝かせます。好みで砂糖、昆布、粒マスタード、唐辛子を入れても。

無限キャベツ鍋
無限キャベツ鍋/素材のうまみが合わさって、キャベツ1玉があっという間になくなっちゃいます。4等分に切ったキャベツ、豚バラ肉、しめじ、しいたけ、コンソメスープを入れ、キャベツがしんなりしたら完成。
無限キャベツ鍋/素材のうまみが合わさって、キャベツ1玉があっという間になくなっちゃいます。4等分に切ったキャベツ、豚バラ肉、しめじ、しいたけ、コンソメスープを入れ、キャベツがしんなりしたら完成。 / (C)しん|野菜を育むプロ/KADOKAWA

素材のうまみが合わさって、キャベツ1玉があっという間になくなっちゃいます。4等分に切ったキャベツ、豚バラ肉、しめじ、しいたけ、コンソメスープを入れ、キャベツがしんなりしたら完成。

キャベツの処理法をチェック!

【切る場合】
キャベツの葉の芯は栄養豊富で甘みも強いので、捨てないで!硬めの食感が気になるようなら、スライサーなどでそぎ取る、もしくはV字に切り離してから細く刻んで料理に。

【茹でる場合】
茹ですぎると食感が失われ、ビタミンC、ビタミンUなど水溶性の栄養素も流出してしまいますが、茹でるとたくさん食べられるのも事実。1枚ずつ葉をはがし、沸騰したお湯に入れて約30秒、サッと茹でます。

キャベツを長持ちさせる保存法

キャベツの保存法
キャベツの保存法 / (C)しん|野菜を育むプロ/KADOKAWA

硬い芯の部分をくり抜いて濡れたキッチンペーパーを詰める、もしくは芯に楊枝2~3本を刺してから乾いたペーパーで包みます。春キャベツの保存期間は1週間。

【使いかけの場合】
使いかけの場合の保存法
使いかけの場合の保存法 / (C)しん|野菜を育むプロ/KADOKAWA

切り口が空気に触れないよう、ラップでぴっちり包んで冷蔵室へ。

※本記事は著=しん|野菜を育むプロさん、監修=東京慈恵会医科大学附属病院栄養部の書籍『農家が教えたい 世界一使える野菜の教科書』から一部抜粋・編集しました。


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