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よそ者に厳しく、常に人の視線を感じる。人との距離が近い町で育ったわたしと弟/16歳で帰らなくなった弟(4)

  • 2024年12月12日
  • レタスクラブニュース
輪の中に入ることさえも容易ではない
輪の中に入ることさえも容易ではない / (C)きむらかずよ/KADOKAWA



死ぬほど後悔していることがある。
出かけようとしている2人に、あの時どうして声をかけなかったのか——。

高校3年の夏、1つ下の弟がバイクの事故で亡くなった。職人気質の父、肝の据わった母、思春期をこじらせた姉、ヤンチャだけれど誰からも好かれた弟。ケンカは絶えないながらも、ありふれた4人家族の日常を突然襲った悲劇。変わっていく周囲の人々やあらぬ噂に苦しみ、遺された家族の歯車も狂い出して…。

今ある日常は当たり前ではない、ということに気付かされる家族の崩壊と再生の物語。辛い体験を生々しく描いたエピソードに胸が締め付けられます。

※本記事はきむらかずよ著の書籍『16歳で帰らなくなった弟』から一部抜粋・編集しました。






「息苦しいと感じた町」

いつでも井戸端会議に出会う
いつでも井戸端会議に出会う / (C)きむらかずよ/KADOKAWA

みてるみてる…
みてるみてる… / (C)きむらかずよ/KADOKAWA

無視されたり
無視されたり / (C)きむらかずよ/KADOKAWA





車に乗って話をしようか
車に乗って話をしようか / (C)きむらかずよ/KADOKAWA

こっちには帰らないから
こっちには帰らないから / (C)きむらかずよ/KADOKAWA

まわりを気にせず生きられる
まわりを気にせず生きられる / (C)きむらかずよ/KADOKAWA




著=きむらかずよ/『16歳で帰らなくなった弟』








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