サイト内
ウェブ

えっ、こんなに少ない材料で作れるの…!? きじま流「基本のマカロニサラダ」はアレンジ自由自在!

  • 2024年12月5日
  • レタスクラブニュース
最小限の材料で作る「基本のマカロニサラダ」▶︎作り方のポイントは?
最小限の材料で作る「基本のマカロニサラダ」▶︎作り方のポイントは?

テレビや雑誌を中心に活躍する料理家のきじまりゅうたさんが、料理の基礎やコツをご紹介!
調理がラクになるちょっとしたコツや、料理が飛躍的に上手くなるノウハウ、誰も教えてくれないマル秘テク、目からウロコの簡単レシピなど「料理はおもしろい」ことを伝えたいと語るきじまさんのyoutubeチャンネル「きじまごはん」から、編集部厳選の記事をお届けします。



大人にも子どもにも人気にある「マカロニサラダ」ですが、なんとなく自己流で作っているという方も多いのではないでしょうか? 今回は、最低限の材料で味がバチッと決まる「基本のマカロニサラダ」の作り方をお伝えします。これさえマスターすれば、あとは好きな材料を入れて自由にアレンジできますよ。

玉ねぎマリネの使い方が、おいしく仕上げるポイント!

シンプルなマカロニサラダ
シンプルなマカロニサラダ

マカロニサラダは、おかずはもちろん居酒屋のおつまみにもなる万能メニューですよね。ぼくはとんかつ屋さんの付け合わせで出てくるマカロニサラダも大好きです。
今回ご紹介するのは、シンプルな材料で作る「基本のマカロニサラダ」。玉ねぎマリネを作り、茹でたマカロニと合わせます。ぜひ作ってみてください!

材料
材料

【材料】
マカロニ:100g
玉ねぎ:1/4個
スライスハム:3〜4枚
マヨネーズ:大さじ4〜6
粗挽き黒こしょう:少々
砂糖:小さじ1
塩:小さじ1/4
こしょう:少々

作り方

玉ねぎを切る▶︎覚えておきたい玉ねぎの切り方
玉ねぎを切る▶︎覚えておきたい玉ねぎの切り方

玉ねぎ1/4個を切ります。

半分の高さに切り目を入れる
半分の高さに切り目を入れる

玉ねぎは、半分の高さに切り目を入れます。

繊維と並行にごく薄切りにする
繊維と並行にごく薄切りにする

繊維と並行にごく薄切りにします。切れ目を入れたおかげで、玉ねぎの幅が短くなるので、マカロニと合わせたときに食べやすくなります。この切り方はほかの料理にも使えるので覚えておくと便利ですよ。

玉ねぎをマリネする
玉ねぎをマリネする

玉ねぎをマリネします。

さっと水で洗う
さっと水で洗う

玉ねぎは少し辛味があるので、さっと水で洗います。表面の辛味が取れればいいので、水にさらしておく必要はありません。新玉ねぎを使う場合は、洗う必要はありませんよ。

調味料を加える
調味料を加える

水気を切った玉ねぎをボウルに入れ、調味料を加えます。ボウルは大きめのものを使うと、あとでマカロニを加えるときに混ぜやすいですよ。

調味料を加え加え10分ほどおく
調味料を加え加え10分ほどおく

砂糖小さじ1、塩小さじ1/4、こしょう少々を加え10分ほどおきます。今回はお酢は使いません。

マカロニを茹でる
マカロニを茹でる

主役のマカロニを茹でます。

サラダ用の早茹でタイプを使用
サラダ用の早茹でタイプを使用

マカロニはサラダ用の早茹でタイプを使います。

100gで4〜5人分
100gで4〜5人分

沸騰した鍋にマカロニ100gを入れます。4〜5人分あるので、けっこうな量ができますよ。

ハムを切る
ハムを切る

マカロニを茹でている間にハムを切ります。

スライスハム3〜4枚を縦半分に切る
スライスハム3〜4枚を縦半分に切る

スライスハム3〜4枚を縦半分に切ります。

長さのばらつきが出にくくなる切り方
長さのばらつきが出にくくなる切り方

ハムを切るときは、はじめは斜めの細切りにし、後半は放射状に切ると、長さのばらつきが出にくくなります。
きゅうりを入れたい場合は、薄切りにして塩もみしてから入れてください。にんじんを入れたい場合は、細切りにして少し茹でてから加えるといいですね。

マカロニを具と混ぜる
マカロニを具と混ぜる

茹で上がったマカロニをざるにあげ、具と混ぜます。

今回のちょいコツポイント“マカロニが熱いうちにマリネと合わせる”
今回のちょいコツポイント“マカロニが熱いうちにマリネと合わせる”

茹で上がったマカロニの使い方が今回のちょいコツポイント“マカロニが熱いうちにマリネと合わせる”です!
茹でたてアツアツのうちに玉ねぎと合わせることで、マリネのうまみをマカロニに吸わせる、という作戦です。

マリネの汁は玉ねぎのうまみなので、これをマカロニに絡める
マリネの汁は玉ねぎのうまみなので、これをマカロニに絡める

マリネの汁は玉ねぎのうまみなので、これをマカロニに絡めます。

ハムも加える▶︎マヨネーズを加えれば完成ですが、ちょっと待って!
ハムも加える▶︎マヨネーズを加えれば完成ですが、ちょっと待って!

まず、マカロニと玉ねぎマリネを合わせます。マカロニの余熱で玉ねぎが少しくたーっとします。続けてハムを加えます。ハムもマカロニの温度で少し柔らかくなり、ほぐれやすくなります。マカロニが冷めた状態でハムを加えてもなかなかほぐれないので、あたたかい状態で加えるのがオススメです。

マカロニが熱いうちにマヨネーズを加えると溶けてしまいます
マカロニが熱いうちにマヨネーズを加えると溶けてしまいます

マヨネーズを加えれば完成ですが、マカロニが熱いうちにマヨネーズを加えると溶けてしまい、だらんとした感じになってしまいます。なので粗熱がとれてから加えて混ぜます。
ポテトサラダの場合は熱でマヨネーズが溶けてもじゃがいもが吸ってくれますが、マカロニはあまり吸ってくれないので、まずは粗熱をとります。

マヨネーズ大さじ4〜6
マヨネーズ大さじ4〜6

ボウルを触っても熱くないくらいマカロニの粗熱がとれたら、マヨネーズ大さじ4〜6を加えます。
今回は大さじ4にしますが、マヨネーズが好きな方は大さじ6でもいいと思います。マヨネーズの量は食べながら調整してもいいですよ。
個人的にはマカロニサラダは、マヨネーズを追加したり中濃ソースで味変させながら食べるのが好きですね。お店で食べるとんかつにマカロニサラダが添えてあると、それにとんかつソースをちょっとかけて食べるのがいいんですよね!

粗挽き黒こしょう少々
粗挽き黒こしょう少々

仕上げに粗挽き黒こしょう少々を振ります。

「基本のマカロニサラダ」の完成
「基本のマカロニサラダ」の完成

「基本のマカロニサラダ」の完成です!

試食

マカロニ自体がおいしい
マカロニ自体がおいしい

いただきます! 玉ねぎマリネでしっかり下味がついているので、マカロニ自体がおいしいですね。ハムの塩味、玉ねぎのシャキシャキ感、黒こしょうのぷちぷち感があって箸が止まりません。

ちょっとだけ中濃ソースやウスターソースをかける
ちょっとだけ中濃ソースやウスターソースをかける

ちょっとだけ中濃ソースやウスターソースをかけるとおつまみに最高です。

冷蔵庫で3日保存可能なので、作り置きにも
冷蔵庫で3日保存可能なので、作り置きにも

そのまま食べてももちろんおいしいですし、多めに作っていろんな料理の付け合わせにするのもいいですね。冷蔵庫で3日保存可能なので、作り置きにもおすすめです。
お好みで、きゅうり、にんじん、りんごなどを加えてもいいと思います。まず基本の作り方を覚えていただいて、あとは自由にアレンジしてください!




今回、教えてもらった「基本のマカロニサラダ」について、気になるポイントをきじまさんに伺いました。

__ハムの斜め切りを初めて知りました! 半円の中心を起点に放射状に切るということでしょうか?

きじまさん:その切り方ができたらベストですが、かなり面倒だと思います。ハムの端っこが短くなるのを防ぎたいので、両脇は斜めに切って長さを出すことを意識していただけばOKです。

__マリネ液を水切りしないで使うと仕上がりが水っぽくなりそうですが、大丈夫でしょうか?

きじまさん:マカロニが熱いうちに絡めるので、ある程度の水分はマカロニが吸い取ってくれますよ。

__今回はマカロニを使っていましたが、サラダスパでも同じ要領で作れますか? また、マカロニは早茹でタイプとそうじゃないタイプがありますが、どちらを使うといいでしょうか? いつも買うときに迷ってしまいます。

きじまさん:サラダスパでも作り方は同じです。早茹でタイプは仕上がりが柔らかく味しみもよい印象です。早茹でじゃないタイプはより弾力があり、それはそれでおいしいので、お好みで選ぶといいと思います。




きじまりゅうた
きじまりゅうた

きじまりゅうた
料理研究家。
祖母と母が料理研究家という家庭に育つ。
オリジナリティあふれるレシピと、わかりやすいトークを武器に、男性のリアルな視点から考えた「若い世代にもムリのない料理」の作り方を提案。現在は「NHKきじまりゅうたの小腹すいてませんか」「NHKきょうの料理」「NHKあさイチ」「CBCキユーピー3分クッキング」などのテレビ番組へのレギュラー出演をはじめ、WEB・雑誌 上でのレシピ紹介や、料理教室やイベント出演などを中心に活動している。著書『極狭キッチンで絶品!自炊ごはん』(新星出版社)。youtubeチャンネル『きじまごはん』を配信中。

取材・文=ジョッキー

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2016 KADOKAWA Corp All Rights Reserved