朝晩、肌にあたる風がひんやりと感じられる今日このごろ。酷暑の夏が過ぎ、食欲の秋がやってきました! 今回は、秋の味覚「さつまいも」を使ったおやつをご紹介します。材料は、さつまいも、小麦粉、砂糖だけでできる、どこか懐かしい鬼まんじゅうです。
教えてくれたのは
料理研究家ゆかりさん
「身近な材料で誰でも手軽に作れる」をモットーに、YouTubeチャンネル「料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ」を開設。分かりやすく丁寧な解説が評判を呼び、人気チャンネルに。テレビ、雑誌など、さまざまなメディアで活躍中。
もちもち鬼まんじゅう
3つの材料でできる!素朴な甘さが魅力のもっちりまん
【材料・6個分】
さつまいも...150g
小麦粉...50g
砂糖...35g
【作り方】
1.さつまいもは皮つきのまま1cm角に切り、水に約5分さらして水けを拭く。ボウルに入れて砂糖を加えて混ぜ、約20分おく。
2.砂糖がなじんでシロップ状になったら小麦粉を加え、ゴムべらで混ぜる。粉っぽさが残るようなら、水を小さじ1ずつくらい加え、だまがなくなり、もったりと全体にからむまで混ぜる。
3.オーブン用ペーパーを10cm四方に6枚切っておく。2を1/6量ずつスプーンなどで丸く形を整えながらシートのまん中にのせる。
4.フライパンに入るサイズの耐熱皿を2枚用意する。フライパンに1cm深さまで水を入れて火にかけ、沸いたら火を止め、耐熱皿を重ねて入れ、2を3個のせる。再び中火にかけてふたをし、約20分蒸す。途中、湯がなくなったら水を足す。同様にして残りも蒸す。
(1個分83kcal/塩分0g レシピ考案/料理研究家ゆかり)
■【YUKARI’s POINT】
フライパン&耐熱皿で簡単に蒸せる!
フライパン&耐熱皿2枚を利用して蒸し器代わりに。1枚は下向きに入れて底上げし、水にひたらないよう工夫を。
まんじゅうをのせたら、ふたをして蒸す。水を足すときは、まんじゅうにかからないように注意して。
※さつまいもは種類や個体によって水分量が異なります。水分(水、牛乳など)を加えるときは、少量ずつ加え、状態を見て加減しましょう。
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耐熱皿を2枚とフライパンで即席の蒸し器ができあがり!「おなかすいた~」と帰ってきたら、出してあげたいおやつです。
レシピ考案/料理研究家ゆかり 撮影/木村 拓 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子
文=徳永陽子