卵のおかずは彩りがよいので、ぜひお弁当に入れたいもの。さまざまな種類がある卵料理ですが、いたみが気になる夏場は、中までしっかり火を通すオムレツにするのが正解です。そこで、管理栄養士の牧野直子さんに、具のアレンジや冷凍ストック方法も合わせて、カラフルなオムレツレシピを教わりました!
教えてくれたのは・・・
▷牧野直子さん
管理栄養士、料理研究家。栄養学や衛生面の専門知識に加え、家族のために10年以上お弁当を作り続けた経験から、実践しやすい夏のお弁当対策を分かりやすく解説。
スパニッシュオムレツ
しっかり加熱&ストックでカラフルな卵料理が手軽に!
【材料(作りやすい分量)と作り方】*1/8量で109kcal/塩分0.6g
1.ウインナソーセージ4本は7mm幅の小口切りにする。ボウルに卵4個を割り入れ、粉チーズ大さじ2、塩小さじ1/4、こしょう少々を入れてよく混ぜる。
2.直径20cmのフライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、冷凍ミックスベジタブル100gを凍ったままと、ソーセージを入れて炒める。油がなじんだらオリーブ油大さじ1を足し、1の卵液を流し入れる。大きくかき混ぜ、半熟状になったら円形に広げ、ふたをして弱火で7~8分焼く。
3.ふたや皿をかぶせて上下を返して戻し入れ、さらに2~3分焼き、中まで火を通す。
ARRANGE
野菜・豆類とたんぱく質源の組み合わせを変えてもOK。
[ 野菜・豆類 ] ミックスビーンズ ブロッコリー ほうれん草 パプリカ(赤、黄)
[ たんぱく質源 ] ツナ缶 シーフードミックス コンビーフ
POINT
切り分けてラップで包み、冷凍ストックしておけば、忙しい朝もラクチン。使用するときは、レンチンで解凍し、さましてからお弁当箱に。
*冷凍室で1カ月保存可能
* * *
お弁当は食べる人との連携も大切です。お弁当の置き場所や食べる時間など、食べる人も注意するように促してあげましょう。
監修・レシピ考案/牧野直子 撮影/豊田朋子 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子
文=高梨奈々