夏のお弁当はいたみが心配。だから、みなさんもよくさましてからお弁当箱に詰めると思いますが、どうも肉のおかずには不安が残ることはありませんか…?そこで、管理栄養士の牧野直子さんに、夏の肉おかずの安心テクと、さめてもおいしい豚肉のおかずを教わりました!
教えてくれたのは・・・
▷牧野直子さん
管理栄養士、料理研究家。栄養学や衛生面の専門知識に加え、家族のために10年以上お弁当を作り続けた経験から、実践しやすい夏のお弁当対策を分かりやすく解説。
夏の肉おかず【安心テクニック3】
①しょうが、わさび、梅干し、香辛料など、抗菌効果のある食材をプラス
②肉は薄切り肉やそぎ切りで中心までしっかり火を通す
③肉に粉類をまぶしてしっとり&汁け防止を!
さっそく、この三原則をしっかり守った肉おかずを作ってみましょう!
豚肉のカレーしょうが焼き
抗菌効果が期待できるカレー粉でほんのりスパイシー
【材料(1~2人分)と作り方】*全量で334kcal/塩分1.1g
1.玉ねぎ1/6個は縦薄切りにする。豚こま切れ肉100gはおろししょうが、酒各小さじ1、砂糖小さじ1/2をもみ込み、約5分おく。
2.たれ(カレー粉ひとつまみ しょうゆ、みりん各小さじ1)を混ぜる。
3.フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしてきたら豚肉を加え、炒め合わせる。肉に火が通ったら2を加え、汁けがなくなるまでからめる。
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スパイシーなおかずは食が進むので、食欲が落ちる真夏のお弁当にはぴったりですね。疲労回復に欠かせないビタミンB1がたっぷり含まれた豚肉で、元気に暑さを乗り切りましょう!
監修・レシピ考案/牧野直子 撮影/豊田朋子 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子
文=高梨奈々