韓国トップ俳優のキム・スヒョンがファンミーティング「2024 KIM SOO HYUN ASIA TOUR in JAPAN EYES ON YOU」を開催!
6月22日と23日、ぴあアリーナMM(横浜)で行われた本公演、チケットは即完売!
前回の来日は2022年。トップクラスの人気は変わらぬどころか、最新主演ドラマ『涙の女王』の世界的大ヒットでさらにファン層は拡大! 熱狂&感動のファンミーティング2日目の様子をお伝えします!
「秘密なのですが、今日この会場に僕の家族が来ています」
今回キム・スヒョンのファンミーティングが行われたのは「ぴあアリーナMM」。即日完売、満席ということで会場の前には行列がズラリ。期待が高まります。
入場すると、2Fにはフォトスポットや、スマホからメッセージが送れるスペースも設置されていましたが、どちらもものすごい熱気! フォトスポットは4Fまで行列ができるほど…!
舞台は黒で統一され、ゴールドカラーの「EYES ON YOU」のロゴが浮かんでいます。
そしていよいよ開幕。
スヒョンさんが過去演じたドラマの名シーンとともに役名がスクリーンに映し出されます。
こうして見ていくと、どの作品も大ヒットしたことがわかります。
特に歓声があがったのが『星から来たあなた』で演じたト・ミンジュン、そして『涙の女王』のペク・ヒョヌ。
ついに舞台にスヒョンさんが登場! それも『涙の女王』でもメインソングだったCrushの「Love You With All My Heart」を歌いながら…!
観衆が沸き立ちますが、そののびやかで素晴らしすぎる歌声に息をのんで静まり返る会場。歌い終わった後、会場が大歓声に包まれたのは言うまでもありません。
そしてMCへ。
会場を見渡したスヒョンさんは「Whoo!!」と感動の声をあげた後、
「こんにちは、お会いできてうれしいです。キム・スヒョンです。… Whoo!! 」と挨拶。
MCの古家さんが登場し、
「気持ちを込めて歌っていただきました。歌声ヤバいですね今日も!」と言うと
「いつも一曲目は上手に歌いたいと思っているのですが、この歌はどうしても緊張してしまいます。今日は実は秘密なのですが、この会場に僕の家族が来ています…ファイティン!」と、秘密を大勢のファンの前で披露するスヒョンさん。
古家さんから「昨晩は眠れましたか?」と聞かれると、
「昨日はよく寝たような気もするし、眠れなかったような気もしますが、ベッドに入ったのは遅かったです。昨日残念だったところや、少し補充しなければいけないところなどを想像しながら横になりました。でも結局、YouTubeを見てから眠りました。(見た動画を聞かれて)これも秘密なのですが、自転車やゴルフの動画を…」と再び自ら秘密を披露。
古家さんから、「初めてキム・スヒョンを見るという方!」会場の皆さんに質問が。
多くの人が手をあげる会場を見て、スヒョンさんは
「『涙の女王』をご覧になってこの会場に来てくださった皆さんだとすると、これからたくさん見るべき作品がたくさん残っていますね。『(日本語で)ぜーんぶ見てください!!』」とアピール!
キム・スヒョンオリジナル「できるんやポーズ」!?
そして龍頭里(ヨンドゥリ)写真館コーナーへ。
龍頭里は『涙の女王』に登場した、ペク・ヒョヌの実家のある場所です。
公式SNSにあげていた写真のビハインドを聞いていくというコーナーです。
2年前に渋谷に行った時の写真が映し出され、「昼は天丼、トンカツ、真夜中にカレーうどんを食べました」と以前来日した際の思い出を教えてくれました。
日本で必ず行く場所を聞かれると
「ホテルに近いところにあるドン・キホーテに寄ります。今回は赤坂のドン・キホーテに行きました。買ったものはアイマスク、クールマスク、セールしていた黒い綿棒です。セールをしていたのは赤坂店でした」と詳細を話すスヒョンさんに沸く会場。
「六本木店が一番大きいですね(笑)」と規模を熟知するくらいドンキ好きの模様!
次の写真は、胸に手を当てた姿勢でポーズをとっている写真が映し出されます。
「見た目よりも痩せて見えなくてはいけないので、かなりこのポーズは難しいんです。
このポーズの意味は『(日本語で)私もできるんや』です」とスヒョンさんが言うと会場は大爆笑。
古家さんから促され、会場全員で「私もできるんや」コールまで。
「写真はドラマの撮影中にスタッフが撮ってくれたのですが、『早く撮ったから、もうこっちに来て』と僕のことを呼んでいました。なので、『僕って恥ずかしいんですか?』と聞きました(笑)」と、スタッフも困惑していたと教えてくれました。
スヒョンさんが『(日本語で)どんなシーンでしたっけ』」と会場に聞くと「狩りのシーン!」と声があがります。衣装が狩りのシーンと同じなので、ドラマファンはすぐにわかった様子。
「狩りをしているシーンを撮ったところです。 本当に暑かったのですが、ダブルコートを着ている俳優さんもいました。その中で、僕は幸い、まだ涼しい方でした」と撮影秘話を明かしてくれました。
キム・ジウォン演じる妻・ヘインをイノシシから守る名シーンが生まれた狩りのシーンが暑かったとは、意外ですね。
次は『涙の女王』の映像を見ながらの「スヒョンズコメンタリー」のコーナー。
ドラマ『涙の女王』で授かった子どもを天に見送った後、子ども部屋用にと天井に貼った光るシールを見つけ寝室でむせび泣くペク・ヒョヌのシーンが流れ、静まり返る会場…。
そこで突然花道を歩いてセンターステージに出てくるスヒョンさんに大歓声が。これは「悲しいシーンを見せてしまって…」と、スヒョンさんの気遣いなのでした。
このシーンについて聞かれると、
「台本を読んだ時にこの内容を見て、確かに自分としてはいい演技をしたいという欲も出ましたし、怖い気持ちもありました。どんな風に表現したらいいのか、とても悩みました」と、難しい演技だったことを教えてくれました。
次は叔母ボムジャ役を演じたキム・ジョンナムさんの号泣シーンが流れます。
父に叩かれたことで号泣しているボムジャ叔母さんをスヒョンさん演じるペク・ヒョヌが慰めるシーンです。
「先輩の演技を見て、ものすごいエネルギーを感じたんですね。僕の方が気をひきしめて一生懸命頑張らなければ、ペク・ヒョヌというキャラクターがかすんでしまうと思いました。怖い気持ちになるくらいすごいエネルギーを感じました」とのこと。
続いて観客参加型の「突撃クイズ」コーナーへ。スヒョンさんがSNSにあげた「できるんや!」のポーズの写真が映し出されます。
『スヒョンさんはドイツロケの写真を何枚アップした?』というクイズが出され、「えーー!?」とザワつく会場。
正解は…33枚でした!
当てた方にはスヒョンさんサイン入り『涙の女王』ポスターがプレゼントされました!
キム・スヒョン「お疲れサマンサ」にノリノリ!
続いては、スヒョンさんに新しい日本語を学んでいただくコーナーです。
初日は『エモい』『しか勝たん』を学んだそうですよ。
2日目の今日の日本語は、『お疲れサマンサ』と『推し』。
『お疲れサマンサ』はTikTokで再流行中なんだとか。
『お疲れサマンサ~♪』と軽やかなポーズとともに話すスヒョンさん。会場も笑いに包まれます。「推し」の言葉を学んだあと、スヒョンさんが『推しの子』に触れ、「マンガを読んだことがバレちゃいましたね(笑)」とまたもや秘密を披露してくれました。
一度スヒョンさんは舞台袖へ。
舞台にあがってスヒョンさんとゲームができる幸運な来場者を抽選で選んでいきます。
再びスヒョンさんが登場し、2チームのゲームに加わります。
会場から2チーム計10名が選ばれ、3つのゲームで盛り上がります。
舞台にあがったファンの方の名前を丁寧に繰り返すスヒョンさん。ファン想いですね。
『いくぞー!』と日本語で各チームを応援するスヒョンさんはとってもお茶目!
両チームにトートバッグ入りのフォトブックのプレゼントがありましたが、勝ったチームにはスヒョンさんデザインのゴールドブローチが手渡されました(さらに会場の皆さんにも抽選でプレゼント!)。
舞台を下りるファンの皆さんに『お疲れサマンサ~』と先ほど学んだばかりの日本語で声をかけるスヒョンさん。「活用が素晴らしいですね!」と古家さんも絶賛!
次に、ランダムでスクリーンに映し出されたファンの方が、スクリーン上でスヒョンさんと2ショットが撮影できるフォトタイムへ。10名が選ばれるということで、うれしい悲鳴が上がる会場。とにかくたくさんのプレゼントが飛び出すファンミーティングに周囲も感動しっぱなし!
さらには会場でファンが書いたボードを見つけ、韓国語で「キム・ス麺」と書いてありますね、と面白がるスヒョンさん。大きな会場ですが、ボードまでもしっかり見えているのですね!
米津玄師の『Lemon』を歌唱! 最高の歌声を披露!
キム・スヒョンといえば演技力はもちろん、「歌声」が素晴らしいことで有名です。
その歌を立て続けに披露してくださいました!
The Callingの「Wherever You Will Go」、Lewis Capaldiの「Someone You Loved」、John Legendの「All of Me」を披露。力強く会場に響き渡る美声にファンが酔いしれます。
とにかく歌が超絶上手く、声も発声も素晴らしすぎるスヒョンさん。俳優のファンミーティングというよりソロアーティストのコンサートのよう!
「この曲は本当にうまく歌わないといけません。では挑戦してみます」と言って流れたのは米津玄師の『Lemon』…!
のびやかな高音に会場から驚嘆の声があがります。
完璧な日本語での歌声を披露し、会場は感動の渦に包まれました。
古家さんも「色々なアーティストによってカバーされている米津さんの『Lemon』、ベストオブカバーじゃないですか?」と絶賛!
「最後の曲になりました…」というキム・スヒョンに会場は「えー!!」という悲鳴が。
そんな時、ファンのボードに書かれた「ヨーデル」に反応し、まさかの生ヨーデルを披露!
バンドもノってリズムをとります。
「最後の一曲を歌ってしまいました」と冗談を飛ばすスヒョンさん。
噂の超絶技巧のヨーデルを聴けるとは! と会場も沸き立ちます。
そして本編最後の曲はなんと、近藤真彦の『ギンギラギンにさりげなく』!
もちろん完璧な日本語で!
¨涙の王子¨キム・スヒョン。美しい涙があふれて…
会場の「キム・スヒョンコール」の後、トロッコにのったスヒョンさんが舞台ではなく、アリーナに登場。
大量のビニールボールを会場のあちこちに投げるスヒョンさん。
スポーツ万能で知られる彼だけに、上の階まで楽々ボールが飛んでいました! 最後の最後までファンサービスしまくりのスヒョンさんに、会場のボルテージは最高潮に!
歌い終わったスヒョンさんの目から涙が…。
「昨日はなんとかこらえたんですけど…」と美しい涙を流します。
会場は「キム・スヒョンコール」で応援。
「当然の言葉ですけれども、僕1人の力で…僕が出来がいいからうまくいったわけではないと思います。愛や、応援でみなさんが力を送ってくださったからこそ、僕はこの場所にいられるんだと思います。このステージの裏にも100人ぐらいの方がいますし、ここからは見えませんが、韓国にも100人くらいいらっしゃいます。
いいパワーをいただいて、僕は、いい作品、そしていい演技で皆さんの気持ちに応えられるように、お返しができるようにベストを尽くします」
と涙を流しながら会場に語りかけます。
世界的スターなのにものすごく謙虚なスヒョンさん。
記念撮影の後、本編は終了。
アンコールの声に応えて再び登場したスヒョンさん。
披露したのは、『涙の女王』配信の後半で10年ぶりのOST参加を電撃発表し話題となった、自身の最新曲『Way Home』。
ペク・ヒョヌが最愛の妻へインへの想いを綴ったような内容の歌詞に、優しくあたたかいキム・スヒョンの歌声が感動的…。脳内に『涙の女王』最終回の美しいシーンが鮮やかに蘇ります。
素晴らしい歌声とともに、甘い余韻を残して去っていったキム・スヒョン。
笑いありのトークショー、たっぷりのファンサービス、さらには超感動的な歌声…これ以上のファンミーティングはないのでは? というほどのパーフェクト俳優 キム・スヒョンの魅力が炸裂したあっという間の2時間20分。
キム・スヒョンの作品を見ると誰もが虜になるその理由が凝縮されたような、最高の「キム・スヒョンショー」。またのファンミーティング開催を願わずにはいられません!
Netflixシリーズ「涙の女王」独占配信中
【文=レタスクラブ編集部YYY】