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スポーツの秋到来! どのスポーツに注目している? スポーツ選手で誰が好き? 1万人アンケートの結果を公開

  • 2023年10月12日
  • レタスクラブニュース


空気も爽やかになり、スポーツにぴったりの季節がやってきましたね。スポーツは、自分が参加するのはもちろん、観戦するという楽しみ方もあります。さまざまなスポーツの観戦機会が増えたためか、最近は人気のあるスポーツにも変化が起きているようです。そこで、ニッセイが行った「スポーツの日」アンケートの結果をもとに、みなさんのスポーツへの意識をレポートします!

学生時代に経験した1位は野球&テニス。今スポーツするなら…?



ニッセイ(日本生命保険相互会社)は2023年9月、スポーツの日に関するインターネットアンケートを実施して、1万2497名から回答を得ました。その結果をご紹介しましょう。なお、回答した人の割合は、ほんの少しですが男性が多く、年代別では50代が最多です。

まず、「中学生・高校生時代、スポーツをしていましたか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人は全体の68.0%でした。年代が若いほど、中学生・高校生時代に「スポーツをしていた」と回答した方が多い、という結果になっています。



続いて、「はい」と回答した人に、「中学生・高校生時代、どんなスポーツをしていましたか?」と聞いてみました。
男性の1位はやはり「野球・ソフトボール」(21.5%)、女性の1位は「テニス・ソフトテニス」(22.3%)でした。そして男性の2位はサッカーではなく「テニス・ソフトテニス」(13.7%)。女性の2位は「バレーボール」(20.0%)という結果に。


さらに、「もし中学生・高校生時代に戻れるなら、どんなスポーツをしてみたいですか?」という問いには、男性は「野球・ソフトボール」「サッカー」に次いで3位に「ゴルフ」がランクイン。女性は「テニス・ソフトテニス」に次いで2位に「ダンス・チアダンス」、3位に「弓道」が挙がっていました。

ニッセイ基礎研究所 生活研究部 主任研究員・井上智紀さんは、次のように話しています。
「学生時代に戻れるならやりたいスポーツは、男性は『ゴルフ』、女性は『ダンス』・『弓道』が上位に挙げられました。選んだ理由として、全体では『興味があった』と回答された方が3割以上と最も多くなりました。そんななか、ゴルフは『現在そのスポーツをしている』が『興味があった』を上回り、ダンス・弓道は『憧れていた』『当時はそのスポーツをできる環境がなかった』が、次いで多くなっています。これらの競技が映画やアニメ、演劇などの題材として取り上げられ、話題となったことに加え、近年の健康意識の高まりも相まって、それぞれ女性人気を高めることにつながっているのではないでしようか」

現在のスポーツへの関わり方も聞いてみました。「現在、何かスポーツをしていますか?」という質問への回答では、「はい」と答えた方が全体の26.8%。「はい」と回答する割合は、年代が高くなるほど増えています。


「はい」と答えた方に「スポーツをしている理由は何ですか?」と聞いてみると、6割以上が「健康維持」を挙げていることを考え合わせると、健康を意識する年代ほど積極的にスポーツに取り組んでいる、ということなのでしょう。


観戦するスポーツには年代差も。オリンピックで注目する種目は…?



では、スポーツを「観る」場合はどうでしょう。
「どのスポーツを観戦するのが好きですか?」という質問には、約6割が「野球」、約4割が「サッカー」と回答しています。「野球」「サッカー」の次に、40代以下は「バスケットボール」、50・60代は「ラグビー」と回答する方が多かったのが特徴的です。20代のみ「バレーボール」と答えた方の割合が「バスケットボール」より高くなっていて、最近のバレーボール人気をうかがわせます。



「『野球』『サッカー』は国内の競技人口も多く、広く関心を集めているものと思われます。両競技間で観戦したい割合に差がでた背景には、それぞれプロスポーツにおける試合数や開催頻度が影響している可能性もあるのではないでしようか。ワールドカップでの日本代表の活躍ぶりが記憶に新しいバスケットボールも、学生時代の競技人口は多く、2016年のBリーグ発足以降はプロスポーツの観戦機会を増やしてきています。中高年層が早々にワールドカップ開催中のラグビーに関心を移すなか、昨年映画が話題となった『SLAM DUNK』の中心世代である30~40代以降の若年層が、バスケットボール支持層となっているものと思われます」

では、みなさんは誰を目当てにスポーツ観戦をしているのでしょうか。
「今、一番好きな現役スポーツ選手は誰ですか?」という質問には、ダントツでこの人の名前が挙がりました。
野球の大谷翔平選手です。



なんと6割以上が大谷翔平選手の名前を挙げています。その理由としては、「活躍している・成績を残している」はもちろんですが、「努力家な姿」「礼儀正しさ」「メンタルの強さ」などが挙げられています。いずれの項目も、深く納得できますよね。
2位はサッカーの三笘薫選手、3位はバスケの八村塁選手と、いずれも海外で活躍する選手の名前が挙がりました。

スポーツ観戦といえば、来年に迫るオリンピックも気になりますね。
そこで「近年(2016年以降)新たに加わった種目のうち、パリ五輪で、注目しているものは何ですか?」と質問してみました。すると「バスケットボール3×3」が最も多く、パリ五輪から追加される「ブレイクダンス(ブレイキン)」も5位に入りました。8位以下にパラリンピック競技が名を連ねている点にも注目です。


一方、「パリ五輪でメダルを期待している種目は何ですか?」という質問には、「水泳」「柔道」「卓球」など、日本が常に好成績を残している種目が上位に並んでいます。ところが、30代以下では3位に「バスケットボール」がランクイン。


「バスケットボールは、先のワールドカップでの男子日本代表の活躍のほか、まだ出場権獲得には至っていないものの、女子日本代表が東京五輪で銀メダルを獲得していること、それぞれ大会期間中や予選を兼ねた国際大会において、男女とも同世代の活躍が広く報じられてきたこと、などが期待の醸成につながっているのではないでしょうか」

オリンピックを始めとした国際大会で、近年、各競技の日本チームは大活躍しています。これからも、大谷選手や三笘選手など、スポーツ選手の活躍は楽しみですね。一方で、私たちにとっても、適度な運動は健康に大きなプラスになりますし、ストレス解消にも役立ちます。猛暑が去った今こそ、ぜひ体を動かして、スポーツの喜びを思い出してみませんか。

文=高梨奈々

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