家を買うにあたって住みたい街を選ぶ基準は人それぞれ。今回は、子どもを育てていく上で気になるランキング! 首都圏で「子どもが多い街」「私立中学校・高校の多い街」「現役プロ野球選手を多く輩出している街」はどの街なのか。ベスト10を紹介します。
※本記事は8月3日発売の「ウォーカームック 教育環境で選ぶ首都圏で家を買って住みたい街」(角川アスキー総合研究所)の一部を抜粋、再編集したものです。
子どもが多い街は子育て世代が住みやすい千葉県&埼玉県が上位
1位 印西市(千葉県)……16.4%
2位 流山市(千葉県)……15.7%
3位 滑川町(埼玉県)……15.5%
4位 さいたま市緑区(埼玉県)……15.1%
5位 横浜市都筑区(神奈川県)……14.9%
6位 開成町(神奈川県)……14.8%
7位 吉川市(埼玉県)……14.4%
8位 戸田市(埼玉県)……14.3%
9位 稲城市(東京都)……14.1%
10位 千葉市緑区(千葉県)……14.0%
(総務省 令和2年国勢調査より ※人口1万人以上の市区町村を対象 15歳未満の人口編成比)
子育てのしやすさで評価の高い街がズラリと並ぶ結果に。
1位の千葉県印西市や2位の千葉県流山市は人口も増加していて、自治体が子育て支援にも力を入れていることで有名。高校生まで医療費の助成があるなど子育て世代が暮らしやすい環境が整っています。
有名校が多く集まるエリアは教育熱も高い
1位 千代田区(東京都)……0.31%
2位 文京区(東京都)……0.12%
3位 豊島区(東京都)……0.09%
4位 港区(東京都)……0.08%
5位 逗子市(神奈川県)・鎌倉市(神奈川県)・北区(東京都)・本庄市(埼玉県)……0.06%
9位 渋谷区(東京都)・国立市(東京都)・武蔵野市(東京都)・新宿区(東京都)……0.05%
(文部科学省 令和4年度 学校基本調査、総務省統計局 令和2年国勢調査より編集部が独自で算出 ※人口5万人以上の市区を対象 私立中学校・高校の合計数÷15歳未満の人口数)×100で算出)
進学率の高い私立中・高は、たいてい広域の通学が可能な地域にあるため市街地中心部が多くランクイン。都心が上位を占めました。
現役プロ野球選手を多く輩出している街は名門校がある横浜市金沢区
1位 横浜市金沢区(神奈川県)……20人
2位 相模原市南区(神奈川県)……14人
3位 加須市(埼玉県)……13人
4位 横浜市港北区(神奈川県)……9人
5位 板橋区(東京都)……8人
6位 町田市(東京都)、横浜市青葉区(神奈川県)……7人
8位 松戸市(千葉県)……6人
9位 江戸川区(東京都)・千代田区(東京都)……5人
(※現役MLB、NPB野球選手の出身高校の所在地より編集部が独自で算出 提供:データスタジアム株式会社 ※2023年7月5日時点)
多くの名選手を育てた横浜高校や横浜創学館高校がある横浜市金沢区が1位。ほか、東海大相模高校がある相模原市南区や、花咲徳栄高校がある埼玉県加須市など、甲子園の常連校がある街が上位に。
この街に住むと高校生でドラフト指名される選手に会えるかも!?
【「ウォーカームック 教育環境で選ぶ首都圏で家を買って住みたい街」編集部】
文=徳永陽子