今年の夏は、とにかく暑い…!! 8月も30度を優に超える猛暑が続く予想が出ています。
暑い日が続くといまいち食欲もなくなって、「今日もそうめんでいっか~」なんて食事がおざなりになりがちですよね。
そこで今回は「ホンマでっか!?TV」でもおなじみ、雑誌レタスクラブの前田編集長に聞いた、この夏作ってほしいとっておきのレシピを最新号から大公開! 今月は、暑くてバテバテな日でも手軽に作れる栄養満点の3品をご紹介します。
スタミナそうめん
【材料・2人分】
そうめん…3束(約150g)
豚バラしゃぶしゃぶ用肉…150g〈大きければ食べやすく切る〉
卵…2個〈卵黄と卵白に分ける〉
野菜〈そうめんと一緒にゆでる〉
・にら…1/2わ〈5cm長さに切る〉
・えのきたけ…1/2袋(約50g)〈長さを半分に切ってほぐす〉
たれ※混ぜる
・おろしにんにく(チューブ)…小さじ1
・ポン酢じょうゆ…大さじ5
・ごま油…大さじ1
【作り方】
1.鍋に水5カップを入れて中火にかけ、沸騰したら、火を止めて豚肉を1枚ずつ広げ入れる。色が変わったら取り出し、水けをきってそのままさます。鍋の湯はアクを取り、中火にかける。
2.再び沸騰したら、そうめんと野菜をそうめんの袋の表示どおりにゆでる。ゆで上がる1分前に卵白を加えて混ぜる。ざるにあけて流水で洗い、水けをよくきって器に盛る。
3.豚肉と卵黄をのせ、たれをかける。
(1人分680kcal、塩分4.4g レシピ考案/本多理恵子 栄養計算/スタジオ食)
1品目はいつものそうめんに、ビタミンやミネラルが豊富な具材をたっぷりトッピングした一皿。たれににんにくを効かせて、スタミナ満点に仕上げます。
「『そうめんばっか!』生活の栄養不足を一発解消! そうめんと豚しゃぶ、野菜を一緒にゆでる手軽アイディアです。パンチのあるにんにくとポン酢のさっぱり味が絶妙で、一度食べたらハマります!(前田編集長)」
ラタなす
【材料・作りやすい分量】
なす…6個(約480g)
玉ねぎ…1個
にんにく…1片
ホールトマト缶…1缶(約400g)
オリーブ油、塩、しょうゆ
【作り方】
1.なすは皮むき器で皮をしま目にむいて2㎝厚さの半月切りにし、水に約5分さらして水けをきる。玉ねぎは2㎝四方に切る。にんにくは包丁の腹で潰す。ホールトマトは缶汁ごとボウルに入れ、手で粗く潰す。
2.口径約20㎝の厚手の鍋にオリーブ油大さじ3とにんにくを弱火で熱し、香りが立ったら玉ねぎを加えて中火にし、しんなりするまで約2分炒める。なすの1/2量を加えて約2分30秒炒め、少ししんなりとしたら残りのなすを加え、約2分30秒炒める。途中、混ぜにくければオリーブ油大さじ1を足す。
3.トマトと水3/4カップ、塩小さじ1強、しょうゆ小さじ1を加えて混ぜる。ふたを少しずらしてのせ、弱めの中火で約15分煮る。ふたを取って中火にし、時々混ぜながら約10分煮る。
(1人分111kcal、塩分1.3g レシピ考案/堤人美 栄養計算/スタジオ食)
2品目は少ない材料で作るお手軽ラタトゥイユ。前田編集長のおすすめポイントは?
「堤人美さんのなすBOOKは個人的に永久保存版ですが、中でもなすと玉ねぎに具を厳選した潔いラタトゥイユは簡単なうえに絶品。なすを拒み続けていた息子が「おいしい」と完食したときには、涙が出そうでした(前田編集長)」
冷蔵庫で4日ほど保存できるから、作り置きにも◎。冷やして食べてもおいしいですよ!
生とうもろこしのレンジゆで
【材料】
生とうもろこし…1本(約300g)
【作り方】
1.とうもろこしは皮を2~3枚残して皮の上から、皮むきずみのものはぬらしたペーパータオルで全体を包んでから、ラップでぴったり包む。閉じ口を下にして耐熱皿に置き、600Wの電子レンジで約5分加熱する。
2.加熱後、ラップで包んだまま約3分蒸らす。
(レシピ考案/小田真規子 栄養計算/スタジオ食)
旬のとうもろこしをおいしく食べる方法は、鍋よりもレンチン! 前田編集長も「灼熱地獄の湯沸かしから解放してくれるアイディア」と太鼓判を押しています。
「生とうもろこしの加熱はゆでるよりもレンジ加熱のほうが味が凝縮し、なによりラクチン。皮を2~3枚残すことをお忘れなく。レンチンとうもろこしは、これから夏の風物詩になるでしょう!(前田編集長)」
いかがでしたか?
ピックアップしたレシピはすべてレタスクラブ8月号に掲載されている、今月の特におすすめです!
暑い夏を頑張りすぎずに乗り切れるアイデア、ぜひ試してみて下さい!