七夕の行事食といえば「そうめん」。これは古くから伝わる日本の風習で、7月7日にそうめんを食べると無病息災で過ごせるといういい伝えがあります。しかし今年の夏はまだ7月上旬だというのに猛烈に暑く、すでにそうめんに飽き始めた…という人も多いはず。そこで今回はそうめんが新鮮に楽しめるアレンジつけだれをご紹介します!
トマトのにらだれそうめん
【材料・2人分】
トマト…1個(約150g)、にら…上1/2わ(約50g)、そうめん…3束、しょうゆ…大さじ1と1/2、砂糖・ごま油…各小さじ1
【作り方】
1.トマトは1cm角に切り、にらは2mm幅に切り、ボウルに入れる。しょうゆ大さじ1 1/2、砂糖、ごま油各小さじ1、水大さじ2を加え、混ぜる。
2.鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんを入れ、袋の表示どおりにゆでる。ざるに上げて湯をきり、別のボウルに入れて冷水でよく洗ってぬめりを取る。水けをしっかりきり、器に盛る。別の器に1を盛り、そうめんをつけて食べる。
(1人分303kcal、塩分2.6g 調理/小田真規子 栄養計算/スタジオ食)
ごま油が香るさっぱりだれに、角切りトマトと刻んだにらをたっぷり投入! 冷水でしめたそうめんを野菜とともに豪快にすすれば、爽やかな後味が楽しめます。夏バテ防止にも◎。
アレンジそうめんは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
冷や汁風つけ麺
さば水煮缶を使えば、宮崎の郷土料理・冷や汁風のつけだれが簡単に。ベースのだし汁にはおろししょうが、しょうゆ、みそを溶かし、ごまとしそを散らします。そうめんと一緒にキャベツもゆでると、ヘルシー&歯ごたえアップ!
肉みそつけそうめん
パンチがほしい時は、合いびき肉を豆板醤で炒めた肉みそでアレンジを。小口切りにしたオクラも加えて、ネバネバ感も楽しんで。
市販のめんつゆ以外にも、そうめんの楽しみ方はいろいろ! 七夕の夜に願いを込めて作ってみてはいかがでしょう?
文=齋藤久美子(栄養士)