忙しない年末にせっせと作ったおせち。たくさんこしらえたのはいいものの、いざ年が明けてみると「けっこう余っちゃった…」なんてことも。でもそのおせち、アイデア1つでおいしくリメイクできるんです! 黒豆を卵焼きに入れたり、筑前煮をドリアにしたり…。見た目や味わいを変えて、新鮮な気持ちでおいしくいただいちゃいましょう♪
黒豆卵焼き
【材料・2人分】
卵液(溶き卵…2個分、削りがつお…大さじ3、水…大さじ2、しょうゆ…小さじ1/2)、黒豆の甘煮…大さじ3、サラダ油
【作り方】
1.ボウルに卵液の材料を入れて混ぜる。黒豆は汁けをきる。
2.卵焼き器に油を薄くぬり、火にかける。温まったら卵液の1/3量を流し広げ、黒豆大さじ1を広げてのせる。卵が半熟に固まったらフライ返しで手前にくるくると巻き、向こう側にずらす。卵液の半量を流し、卵焼きの下にも卵液がまわるようにし、黒豆大さじ1を広げてのせる。手前にくるくると巻いて向こう側にずらし、残りの卵液を流して残りの黒豆をのせ、同様に手前に巻く。両面に焼き色をつけ、取り出して4等分に切る。
(1人分121kcal、塩分0.6g 調理/小林まさみ 栄養計算/スタジオ食)
黒豆のほくほくした食感とやさしい甘さが、いいアクセント! 黒豆が甘いので、卵の方に砂糖は不要です。しょうゆと削りがつおで風味よく調味して。
余ったおせちを使った料理は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
筑前煮ドリア
飽きてしまった煮物を新鮮に楽しむならこの一皿。耐熱容器にサイコロ状にカットした筑前煮とバターライスを敷き詰めて、チーズとパン粉をのせてオーブントースターでこんがりと焼いて。煮物とチーズ、意外と合います。
数の子マカロニサラダ
マカロニサラダに数の子を加えると、プチプチ食感が楽しい一品に。お雑煮で余った三つ葉も入れちゃいましょう!
黄金チャーハン
かまぼこは色々な使い道がありますが、細かく刻んでチャーハンの具材にしても◎。卵とねぎだけのシンプルな一皿も、かまぼこをちょい足しするだけで旨みがグンと増します。
筑前煮ミ二チヂミ
筑前煮と白菜キムチはともにざく切りにして生地に混ぜて。ごま油でカリッと香ばしく焼けば、いいおつまみに♪
全体的に甘じょっぱい味わいのおせちは、食べ続けるとどうしても飽きてしまいがち。こんな風にアレンジすれば、最後までおいしく楽しめます。
文=齋藤久美子